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7月コラム「子どもと共に創る園庭」

「子どもと共に創る園庭」

眩しい太陽の光の下で青々と茂る草花に、生命の力強さを感じる季節になりました。子どもたちがお世話をしている草花や野菜がぐんぐん成長し、朝に夕にその傍を通る他のクラスの子どもたちも楽しみに覗いているようです。そして、プランターで育てた夏野菜が日々大きく育ち各クラスで収穫、クッキングをしました。5才児の子どもたちがたたき胡瓜を作った時には、初めての経験なのかビニール袋に入れた胡瓜を麺棒で優しく叩き、友だちの様子もよく見ていました。出来上がりは、みんなでおいしくいただきました。
 さて、6月20日(土)に第19回聖隷保育学会が開催され、聖隷こども園桜ヶ丘も『子どもと共に創る園庭~遊びが広がる環境を目指して~』と題して研究発表をさせていただきました。研究の目的は、子どもの興味関心や歳児ごとの発達を意識しながら遊びが広がる園庭を創る。園庭遊びを通して、子どもの心身の発達を促すとし、進めてきました。方法は、①園庭委員会を発足し、月に一度話し合いを開催。②園庭遊びに必要な玩具の検討、見直し、実践。③子どもの姿から歳児ごとの発達を知る。④発達や子どもの姿にあった環境・遊びの提案をするです。ここでは、実践した事例の1つを紹介します。昨年度の5歳児クラスでは、子どもたちが熱心に縄跳びをする姿からゲンちゃん先生の運動遊びで縄跳びを取り入れました。しかし、出来ないからやりたくない、思うようにできなくて悔し涙を流す子どもの姿が見られました。そこで、保育者は「やりたい」「楽しいと前向きな姿に変わって欲しいと願いを持ち、目標があったら挑戦するのではないかと考え、「縄跳びチャレンジカード」を作成しました。すると、「チャレンジカードやりたい!」と意欲的に取り組んだり、自分自身と向き合いながら繰り返し挑戦したりする姿が見られました。また、5歳児の姿にあこがれの気持ちから、3、4歳児の子どもたちが縄跳びに興味をもつようになりました。このように、園庭では、子ども同士でも育ちあっています。私たち保育者は子どもの姿や発達を捉えて環境を整え、園全体で子どもの姿を共有し、継続的に子どもと創る園庭創りを継続していきたいです。今年度、4歳児の子どもたちは、雲梯や鉄棒に興味をもって頑張っています。子どもたちのやる気スイッチが入るように仕掛けていきたいと思っています。引き続き、季節のお花を植えたり育てたり、遊ぶ場所だけではなく自然とのかかわりを持つ場所、子どもたちが安心して過ごせる場所にしていきたいと思います。