「子どもの心を理解する」
まだまだ暑い中ですが、風や空気の中に少しずつ季節の移り変わりを感じるこの頃です。夏季特別保育期間は家庭保育のご協力をありがとうございました。8月は、ゆっくり過ごしたり遊びに出掛けたりして、家族で楽しい時間を過ごせたのではないでしょうか。子どもたちからいろいろと話を聞かせてもらいました。また、保護者の皆さまからもコドモンの連絡帳でお休みの間のお子さんの様子を知らせてくださりありがとうございました。
さて、先日ランチタイム(4.5歳児)の準備をしている時のことです。4歳児のAさんが待合席でしょんぼりと座っていました。気になり私が「どうしたの」と声を掛けると「Bちゃんの隣に座りたかったんだ…」と小声で教えてくれました。見ると、Bさんはすでに座っていてそのテーブルは満席となっていました。私が「そうだったんだね。Bちゃんの隣で食べたかったんだね…」と話しているとそこにCさんがきて「AちゃんはBちゃんと座りたかったんだよね」と声をかけてくれました。私は、すごい!Cさんは何も聞かなくてもAちゃんのことをわかっていると心の中で思いました。そこで、私が「どうしたらいいかなぁ」と二人に相談をしました。私がCさんに「Aちゃんの隣で食べてくれる?」と聞くとCさんは「私はまだご飯じゃなくて遊びたいの」と自分の気持ちを伝えました。「そうか…Aちゃんどうする」と声をかけるとCちゃんが「一緒に遊ぼう」と声を掛けてくれました。するとAさんの暗い表情がぱっと明るくなり「遊ぶ」と言って二人で4歳児の保育室に笑顔で戻っていきました。その後、AさんとCさんは隣の席に座ってご飯を一緒に食べたそうです。「Cさんありがとう」私たち保育者は「子どもの心を理解する」ことを大切に保育をしています。時には周りにいる友だちが理解している事もあります。ご家庭でも、子どもの葛藤体験を大切にして、子どもの話をよく聞き、大人が答えをだすのではなく、どうしたらよいか子どもと一緒に考えたり、行動したりすることを大切にしてください。時に子どもの言葉をうのみにせず、言葉の裏側にある心情をしっかり受け取り、子どもに返すことも必要です。
さて、先日ランチタイム(4.5歳児)の準備をしている時のことです。4歳児のAさんが待合席でしょんぼりと座っていました。気になり私が「どうしたの」と声を掛けると「Bちゃんの隣に座りたかったんだ…」と小声で教えてくれました。見ると、Bさんはすでに座っていてそのテーブルは満席となっていました。私が「そうだったんだね。Bちゃんの隣で食べたかったんだね…」と話しているとそこにCさんがきて「AちゃんはBちゃんと座りたかったんだよね」と声をかけてくれました。私は、すごい!Cさんは何も聞かなくてもAちゃんのことをわかっていると心の中で思いました。そこで、私が「どうしたらいいかなぁ」と二人に相談をしました。私がCさんに「Aちゃんの隣で食べてくれる?」と聞くとCさんは「私はまだご飯じゃなくて遊びたいの」と自分の気持ちを伝えました。「そうか…Aちゃんどうする」と声をかけるとCちゃんが「一緒に遊ぼう」と声を掛けてくれました。するとAさんの暗い表情がぱっと明るくなり「遊ぶ」と言って二人で4歳児の保育室に笑顔で戻っていきました。その後、AさんとCさんは隣の席に座ってご飯を一緒に食べたそうです。「Cさんありがとう」私たち保育者は「子どもの心を理解する」ことを大切に保育をしています。時には周りにいる友だちが理解している事もあります。ご家庭でも、子どもの葛藤体験を大切にして、子どもの話をよく聞き、大人が答えをだすのではなく、どうしたらよいか子どもと一緒に考えたり、行動したりすることを大切にしてください。時に子どもの言葉をうのみにせず、言葉の裏側にある心情をしっかり受け取り、子どもに返すことも必要です。