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8月の聖句

「悲しむ人々は幸いである。その人たちは慰められる」(マタイ福音書 5章4節)


 8月に「悲しむ人々」との言葉を耳にすると幾つかのことを思い起こします。私たちの国が戦争をしたこと、そこで数百万人の人々が命を落としたこと、その背後にあって食べ物を始めとする日ごろの暮らしのために必要なものが手に入らなくなり、苦しい生活を余儀なくされた事など。戦後生まれの私たちには想像することも難しいところがあります。あの時に「悲しんだ人々」が慰められるとすれば、その後の世代に生きている私たちが戦争をしない国で生きていることそのものです。またそういう国を次の盛大である子どもたちに引き継いでいくことで、かつての悲しみを繰り返さないように努めることではないでしょうか。今月改めて平和のことを考えたり、話をする機会を皆さんにも持っていただきたいと願います。                                  中遠教会 兵藤辰也