10月の聖句

「天」は、スペースシャトルも人工衛星もなかった聖書の時代の人たちにとって、人間の手がとどかず、この世の力や知恵が作用することのない、本当に神様だけが支配しておられる領域でした。神様から与えられた命には、その天上とつながっている部分があります。何もかも自由に決めて、自由にしていいのではない部分があります。
立ち止まって考えると、わたしたちのうちの誰も、あるときこの世に生まれてこようと自分で決めて生まれてきた人はいません。子どもたちは親を選んで生まれてきませんし、親もこんな子どもがいいと選んだのではありません。神様のもとから来られたイエス様は、神様だけがお決めになったことが、どんなに深い闇が地上を覆っても天上に輝いて変わらない、限りない慈しみと真実によることを示してくださいます。