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2月コラム「魔法の言葉」

「魔法の言葉」

 寒さの中にも、風と光に春の訪れを感じさせられる2月です。先日都田地区に雪が積もり、桜ケ丘の駐車場と園庭が雪景色となりました。子どもたちは、「寒いよ~」と言いながらもはしゃいで園庭に出て、雪に触れたり、保育者と一緒に雪だるまを作ったりして遊びました。小さいクラスの子どもたちに少しでも早く自然の素晴らしさと季節を届けたいと思い、カップの中に雪を入れて4歳児の子どもたちと0歳児保育室にいる子どもたちのところに行きました。4歳児のAちゃんが「これ見て」「雪だよ」「触ってごらん」と言いながら0歳児のBちゃんの背中から優しく手を持ってそっと触れさせてくれました。その様子に興味津々、他児も周りに集まってきました。心が癒される温かい交わりでした。
 さて、先月5歳児クラスの懇談会にて、小学校の教員をしている保護者の方に園からお願いをして「入学前の準備について」のお話をしていただきました。その中で、私の心に残ったこと(就学前にやっておくと良いことを含めて)を皆さんにお伝えしたいと思います。はじめに小学校の1日のスケジュールについて詳しくお話をしてくれました。算数は10までの数を数えられると良い事、給食については手洗いから食器返納までの手順を教えて下さり、エプロンをたたむ練習、配膳の練習を(お手伝い・ままごと)事前に経験しておくと良いとおっしゃっていました。給食は、量の調節ができ苦手なものを無理に食べさせることもないそうです。昼休みの時間には運動や掃除をするので、縄跳びを結ぶ、三角巾を結ぶ、雑巾を絞る練習もすると良いそうです。(できなくてもなんとかなりますが)。年間スケジュールについては、学校のホームページに年間行事があるので確認しておくと見通しがつきます。そして、最後に、困ったことを自分で伝えられると良い。「どうすればいい?」は魔法の言葉だそうです。先生でなくても、お世話好きの女子に伝えるのでも良いそうです。「お父さん、お母さん、困ったらすぐに相談しましょう。学校の先生たちは、子どもを助けることが大好き!いつでもお気軽に声をかけてください」とおっしゃっていました。これは、園にいる子どもたちにも同じことです。周りの人に助けを声に出して言えるように伝えられるようにしていきたいと思いました。
※新型コロナウイルス感染予防対策における、家庭保育のご理解とご協力ありがとうございます。手洗い、うがい、消毒、換気等引き続き感染対策をしていきます。