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5月コラム「自発的な遊び」

「自発的な遊び」

新緑の青葉にすがすがしさを感じる季節になりました。今年は花壇に咲く色とりどりの花がいつもより綺麗で見ていると心が癒され、神さまに「今日も綺麗なお花をありがとう」と心の中で語りかけてしまいます。
先月は、新型コロナウイルス感染拡大防止の為に、登園自粛、一部休園(学級閉鎖)のご理解とご協力をいただき、改めて感謝申し上げます。保護者の皆さまには、急なお願いでしたが、お仕事の都合をつけたり、ご家族で協力したりしながら家庭保育をありがとうございました。いつ収束するかわからない事態ですので、引き続き体調管理や衛生管理などの感染防止に努めつつ、子どもたちが安心して過ごせるように、一人ひとりの思いに寄り添いながら過ごしていきたいと思います。
さて、入園、進級の時を迎え1ヶ月が過ぎました。4月当初は環境が変わり、緊張して口数が少なかったり、泣けてしまう姿があり、保護者の皆さまは、お子さんの姿をみて後ろ髪をひかれる思いでお仕事に行かれたことと思います。しかし、子どもたちは少しずつ新しい環境に慣れ、担任のことを知り頼るようになり、友だちと関わり遊びを楽しむ等、それぞれの居場所を得ています。また、保育者は、子どもたちが園で穏やかに生活と遊びの調和が守れることを願い、各クラス保育室の環境構成を考えています。5歳児(ぞう組)の保育室は、4月の中旬に生活の動線や遊びの空間づくりを考慮して家具の配置変えをしました。ロッカーの位置を出入り口付近にし、各遊びのコーナーにあった場所にしたことで、集中して遊べるようになりました。ここで、廃材遊びコーナーでの子どもたちの様子をご紹介します。職員が持参した空き箱や広告の紙やペットボトルの蓋などの廃材を利用して、個々のやり方や発想で作り一つの作品が出来上がります。A君は、「先生見て!」と元気な声で呼びペットボトルの蓋で作ったカメラを見せてくれました。そして「GWにこのカメラで静鉄の撮影をする」と嬉しそうに話してくれました。B君は、帰りに事務所に寄りお菓子の空き箱で作った大きな鉄砲を得意げに見せてくれました。創造性豊かな作品でした。桜ヶ丘の理念の一つ「自己発揮できる環境の中で創造性を育てる」に結びつき、遊びを通して学びの場となっています。子どもの認識(捉え方)を認めて大人が考えないようなことをする子どもたちを認めながら遊びを楽しめるように今後も環境を整えていきたいと思い