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6月コラム「感謝の気持ちを届ける」

「感謝の気持ちを届ける」

紫陽花が美しく咲く季節になりました。紫陽花は小さな花がひしめき合って咲いているように見えることから「家族」「和気あいあい」という花言葉があるそうです。新年度を迎えて3か月目、子どもたちは毎日の生活にも少しずつ慣れて保育者に甘えたり、周りにいる友だちとの関わりを楽しみ、園が安心して過ごせる場になってきているのではないでしょうか。先日1歳児(あひる組)の新入園児のAちゃんが、朝の支度が終わるとお母様から離れ、保育者が絵本を読んでいるところに興味を持って自分から行き遊びの輪の中に入っていきました。その姿を見てお母様と目を合わせ共に成長を感じ、喜び合いました。
 さて、6月は「花の日(子どもの日)」があります。キリスト教の行事であり、保護者の皆さまには由来な
どについては先日お手紙にてお知らせをいたしましたが、私たち職員も、職員会議の中で花の日を迎えるにあたり一人ひとりの思いを共有しています。「花の日は、子どもたちや職員が持ち寄った花を飾り、礼拝をしま
す。その時に心が穏やかになった」「礼拝のお話で、花にはいろいろな形や色や香りがあり育て方(環境)もそれぞれ異なり、それは子どもと同じであると知ったことが今でも心に残っている」「神さまや周りの人々から愛されていることを伝え感謝の気持ちを伝えたい」「日頃お世話になっている人たち、近隣の施設に感謝の気持ちを子どもたちと届けたい」など思いを伝えあいました。当日は、子どもたちと一緒に、神さまに花のように人の心を和ませるように育ててくださいと祈り、今まで神さまに守られて大きくなることができたことに感謝の気持ちを持ちながら礼拝を守りたいと思います。また、次の日の訪問先には、園庭で遊ばせていただいた近隣の保育園、都田図書館や買い物体験と工房見学をさせてもらった浜松学園内にある洋菓子店「filo(フィーロ)」などに出かけます。コロナ禍で地域の方との交流が思うようにできないこともありますが、支えられていることを子どもたちに伝える機会にしていきたいと思います。