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9月コラム「食べて 動いて よく寝よう」

「食べて 動いて よく寝よう」

 日中はまだまだ夏と変わらず暑い日が続いていますが、すっかり日が落ちるのも早くなり、朝晩は過ごしやすくなってきました。秋はすぐそこまできているようですね。
 先月は、「夕涼み会」を新型コロナウイルス感染拡大防止の為に開催法を変更して保育の中で行いましたが、父母の会さんが準備してくださった紐くじゲームは、夕方のお迎えの時間に行いました。役員さんと職員が法被姿でお店屋さんになり4,5歳児の手作りランタンが雰囲気を盛り上げ、子どもたちはご家族の方と会話をしながら楽しい一時を過ごすことが出来ました。役員の皆様ご協力ありがとうございました。
さて、先日早稲田大学・人間科学学院 前橋明氏から「子どもの生活リズム」についてのお話を聴きました。大人は子どもの「人生モデル」、子どもの生活リズムを、大人の都合に合わせるように乱していませんか?と問いかけられ、近年社会が夜型化し人々の生活スタイルも変わり、各家庭の姿は多種多様となった中、子どもの生活習慣とそのリズムの乱れは極めて深刻な問題であると思いました。規則正しい生活リズムで、毎日が過ごせるよう家族で取り組むには「食べて・動いて・よく寝よう」(栄養・運動・休養)を目指すことが大切と前橋氏はおっしゃっていました。その為に具体的に行うことは、1,朝ごはんを食べよう(朝ごはんは1日のエネルギー源であり、体温をあげてウォーミングアップさせてくれます)2,朝のうんちの習慣を身につけよう(うんちが出なくても毎朝トイレに座るといいです)3,人と関わる集団遊びやスポーツをしよう(運動は、子どもの体力向上につながります。外遊びで子ども同士のつながりができルールを守り、他人を思いやる気持ちが育ちます)4,外に出て、汗をかくぐらいの運動をしよう(自発的に、自主的に行動しようとする意欲づくりの為にも、自律神経の動きを良くする運動刺激が必要不可欠です。歩くことは運動の基本です)5,夕食時刻を早めよう(決まった時刻に寝床に入るために、早めに夕食をとるようにしましょう。小学校の低学年の頃までは、遅くとも9時までには寝かせましょう)6,安心できる環境で眠ろう(室内の照明を少しずつ暗くしていき、眠りやすくしていきましょう)です。生活というのは、1日のサイクルでつながっています。一つの習慣を改善すると次々と良いリズムが生まれてきます。できることから、親子で取り組み、規則正しい生活リズムを身に着け、心にゆとりを持って笑顔で子育てを楽しみましょう。