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6月コラム「成功体験から自己肯定感に繋げる」

「成功体験から自己肯定感に繋げる」

 今年も梅雨の季節がやってきました。駐車場の片隅の紫陽花が色鮮やかに咲き始め、登降園時に親子で花を見ながら会話している姿を見かけると心が和みます。6月はキリスト教の行事『花の日(こどもの日)』があります。ご家庭より持ち寄っていただいたお花を飾って、子どもたちを祝福する礼拝を守ります。神さまや周りの人たちから愛されていることに感謝し、お世話になっている方に感謝の気持ちを添えて花束を届けに行きます。子どもたちの小さな愛のわざが喜びにつながりますように。※花の日の詳細につきましては後日配布するお手紙をお読みください。
さて、先日黄桜(きざくら)じーじとあおぞらお兄さんが園に来てくださり、ぞう組(5歳児)のこどもたちにけん玉を教えてくれました。その様子を他クラスの子どもたちもホールに集い見学をしました。初めに、黄桜じーじがけん玉の技をみせてくれると「すごーい」と歓声が沸き、拍手している子もいました。子どもたちの中にはけん玉に初めて触れる子もいたようで「どうやって持つの」と聞いたり、黄桜じーじの姿をじーとよく見て真似をしていました。最初に、たこ焼きの技(床に置いた玉を剣先ですくう)に挑戦。「できた!」と子どもたちは得意気に見せてくれました。黄桜じーじが遊びながら、けん玉する時の構え方やコツを(体全体を下げる。体全体で玉を上げる。玉は鳥の卵のように優しく)教えて下さると、子ども同士でも教え合いながら頑張る姿に5歳児の成長を感じました。最後に大皿に玉を乗せる技に挑戦しました。この技は、5歳児の子どもには簡単にはできず、無言で何度も繰り返し挑戦している子、何度やってもできないことが悔しくて泣けてしまう子、繰り返し頑張っていたら1回できたことでコツをつかみ「できた!」と笑顔で教えてくれる子と様々でしたがみんな夢中になって遊んでいました。悔しい思いをしながらできたことの成功体験は子どもにとって自己肯定感につながります。また、保護者の方と一緒に遊べば、子どもは一緒に遊ぶ大人へ信頼や尊敬の気持ちを持ちます。遊ぶ大人が好きになり、自然に愛着感情を抱いていきます。家庭でも、けん玉に親子で挑戦してみたらどうでしょうか。ちなみに、あおぞらお兄さんは黄桜じーじの息子さんです。