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7月コラム「子どもたちと一緒にSDGs」

「子どもたちと一緒にSDGs」

 梅雨明けが待ち遠しい7月になりました。先日の清掃奉仕では、保護者の皆様のご協力により日ごろの掃除では手の届きにくい場所をきれいにすることができ、プールも設置していただきありがとうございました。先週プール開きを行いそれぞれのクラスで、神さまの恵みを受けて水遊びができることに感謝し、安全に楽しく行えるようにお祈りをしました。
 さて、6月10日(土)に会場とWEBのハイブリッド開催という形で聖隷保育学会が行われ、桜ヶ丘の研究も報告させていただきました。当園では、昨年度より『SDGsと保育~子どもたちの今が未来を創る~』と題して、目標は、①職員がSDGsについて理解を深める。②子どもたちとSDGsについて一緒に考え、楽しみながら取り組んでいます。そして、職員ひとり一人が主体的に取り組めるように、SDGsの17の目標の中から興味のある目標を選び4つのグループに分かれ、保育の中で子どもたちとできる事を話し合い考えました。1つのグループ(4.質の高い教育をみんなに 12.つくる責任・使う責任)の活動を紹介します。最初に保護者の皆様にリサイクルに対してどのような意識を持っているかコドモンでアンケートを取らせていただきました。その結果から、燃えるゴミの中でも食品トレイと牛乳パックのリサイクル率は、燃えないゴミのペットボトルに比べ低いことがわかりました。そこで、幼児クラスを対象に子どもたちにリサイクルについて知るきっかけ作りに紙芝居やクイズを行いました。また、玄関掲示板にクイズを掲示して親子で楽しんでいただきました。年長クラスの子どもたちは、近隣のスーパーのリサイクルボックスに牛乳パック入れに出かけました。リサイクルする事に喜びを感じ、牛乳パック以外のボックスには何が入っているか興味を持ち確認していました。年少・年中クラスの子どもたちは、牛乳パックがどのようにトイレットペーパーに変わるか動画を見ました。「すごいね」「大きなトイレットペーパーだ!」と驚いているようでした。その後、「分別」とはどのようにするのか、保育者が作った段ボールのリサイクルボックスに空き箱や食品トレイや牛乳パックを「これはどこ」と言いながら入れて経験しました。子どもたちが成長した数年後はどのような社会・環境・経済になっているのでしょうか。子どもたちが長く安心して暮らせる未来の為にもSDGsについて理解を深め、ご家庭でもリサイクルをお子さんと一緒に取り組んでみてくださいね。