グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム  > 園長コラム  > 8月コラム「遊びの環境作り」

8月コラム「遊びの環境作り」

「遊びの環境作り」

 暑い夏がやってきました。先日の夕涼み会は感染症のご心配をおかけいたしましたが、2クラスごとに時間を区切り予定通り開催することが出来ました。保護者の皆様のご理解とご協力のもと楽しい時間を過ごすこともでき感謝申し上げます。さらに、父母の会の役員さんが、年齢ごとに子どもたちが楽しめるゲームを考えて準備をしてくださり、景品を用意してくださいました。私も、ゲームコーナーのお手伝いをさせていただきましたが、役員さんが、籠の中に玉が入ると「すごーい!」と声援を送り、拍手をして子どもたちを褒めて盛り上げて下さっていました。今回、祖父母の皆様や小学生のお兄さんやお姉さんも参加してくださり、大きく成長した卒園児とも会って話が出来てとても嬉しく思いました。今後の行事でも、子どもたちの日頃の様子を知っていただき機会と、桜ヶ丘でのつながりを大切にしていきたいと思います。
 さて、桜ヶ丘の乳児クラスでは、0~2歳児が満足して遊べる室内環境(保育室)を目指し、子どもの自然な動きに応じた遊びの環境づくりを取り組みはじめました。子どもは、自由に体を動かせないと、落ち着かないものです。当然、機嫌が悪くなり、周りの子とトラブルを起こしたり、泣いて保育者を求めたりします。そこで、子どもの動きを観察すると、子どもの動きには体を動かして遊ぶ「大きな動き」と座って静かに遊ぶ「小さな動き」の2種類があることがわかります。今までは室内だから「小さな動き」のコーナーをいくつか設置していましたが、あひる組(1歳児クラス)ではマットを置いたり、天井から籠をつるして玉入れができるように「大きな動き」のコーナーを作ると子どもたちが自然にマットや布団の坂道を登ったりジャンプをして体を動かして遊んでいました。天井から籠を吊るすと玉を投げて遊ぶようになりました。子どもたちは、物を動かして遊ぶことも大好きなので、牛乳パックの箱積み木など可動遊具を床に置くと、自然と走る姿も少なくなってきました。今月は、聖隷浜松病院ひばり保育園の坪川紅美先生を週に2回お迎えしてアドバイスをいただき、より良い環境となるように職員全員で実践してきたいと思います。