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10月コラム「地域とのつながり」

「地域とのつながり」

 残暑から心地よい季節へと移り変わる10月。桜ヶ丘でも秋の訪れを感じられるようになっています。秋になると園庭にある木々が色づくと同時に、子どもたちは木の実等の収集やさまざまな虫との出会いを求めて虫探しに夢中になります。子どもたちと神さまがおつくりになられた美しい物に目を止め愉しむことができる感性を育んでいきたいなと思います。
 さて、先日は乳児クラスの懇談会に大勢の方がご参加くださりありがとうございました。クラス毎に担任から年間目標や期のねらいと合わせて現在の子どもたちの姿をお伝えさせていただきました。そして、座談会では少人数のグループで保護者同士が子育ての悩みについて話したり、育児の情報交換をしました。私もその中に入り話を聞かせていただきました。0歳児クラスのF君のお母様が、「園から配信されるコドモン(園での様子)を楽しみにしています」「仕事で疲れていても癒されます」「写真や文章から他のお子さんの成長も感じられます」「家族の話題になっています」等のお言葉をいただき、職員の励みになり嬉しく思いました。
 話はかわりますが、9月に地域の方と交流する機会がございましたのでご紹介いたします。一つ目は、園外保育でぞう組の子どもたちがベイシアさんの見学をさせていただきました。お店の方が売り場とバックヤードを丁寧に説明しながら案内してくださいました。10キロのシイラそのものを見せてくれたり、野菜のカットや果物の袋詰めや総菜のパック詰めなど普段見ることのできない場面も見学させていただき、5歳児のHさんは「ベイシアの秘密基地を見せてもらった」と感想を伝えてくれました。二つ目は幼児クラスを対象にJAとぴあさんと地域の婦人部の方と交流を持たせていただきました。ぞう組が婦人部の方とカレー作りの体験をしたり、幼児クラスの子どもたちにJAさんが食育につながる紙芝居や果物クイズを行ってくださり子どもたちは興味や関心を持って見ていました。また、食事後はJAさんとお話したり膝に座らせてもらい触れ合う時間も過ごさせていただきました。このように地域の方との交流が持てたことに感謝し、子どもたちには働く人々など地域の身近な人と触れ合う体験を重ねる中で人との様々な関わり方に気づき相手の気持ちを考えて関わり、自分が役に立つ喜びを感じ、地域に親しみを持つようになって欲しいと願います。