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2月コラム「ゴールが目標」

「ゴールが目標」

 少しだけ日が長くなり春の香りを感じる時もありますが、まだまだ風は冷たく風邪や感染症にも気をつけなければなりませんね。先日は、マラソン大会(幼児クラス対象)にご参加いただき子どもたちに温かいご声援をありがとうございました。感染対策として予定よりも縮小したかたちでの開催とさせていただきましたが、保護者の皆さまにはご理解とご協力をいただきありがとうございました。子どもたちは、マラソン大会当日までに園庭を走るだけではなく、幼児クラスの子どもたちで都田南小学校に何度か出掛け校庭を走る経験をしてきました。その時の5歳児H君のエピソードをご紹介したいと思います。「よーいドン」の掛け声でスタートして、一つ目のコーナーで転んでしまったH君。泣くこともなくすぐに起き上がり走り始めました。すると、その直後に今度は両方の靴が脱げてしまうというハプニングが起きてしまいました。ところが、そのことを気にすることなくH君は靴下のまま走りつづけたのです。職員が靴を持ち後を追いかけたのですが、H君は立ち止まることなく前を向いてゴールまで走り続けました。私はそのたくましいH君の姿に感動し、今でも頭の中に映像化されています。観ていた子どもたちにとっても印象的な出来事であったと思います。また3歳児クラスでは「最後まで頑張った子がチャンピオン」を合言葉に、自分が走ることだけではなく友だちを応援して力となりたいと意見が出た話も聞きとても嬉しく思いました。アンケートからも『クラスに関わらず、園児たちが自分なりに一生懸命走って頑張っている姿が眩しかったです』『息子が走る前に「順位じゃない。ゴールが目標」と教えてくれました。悔しい気持ちもあるかと聞いてみると、「全然!楽しかった」と言っていました』『完走することができやり遂げました。温かい声援とサポート感謝します。』と感想をいただきました。子どもたちが自分の目標に向かって頑張り、この経験が今後に生かされることを願います。