「仲間のなかでこそ個が育っていく」
夏の暑さも徐々にやわらぎつつありますが、まだまだ残暑は厳しいですね。先週は台風10号の接近に伴い県内での大雨の危険性が高まる中、行事の変更や家庭保育の協力などご理解とご協力をありがとうございました。また、今回の台風をきっかけに『避難情報発令時における園の対応について』を園児の安全を第一に考えて見直し、コドモンの資料室に格納いたしました。確認をよろしくお願い致します。
さて、8月の下旬に年長クラスのぞう組の子どもたちが中心となり、他クラスの子どもたちをお客さんに招いて「おまつりごっこ」を行いました。ぞう組では日常の遊びの中で、太鼓を叩く、チョコバナナやヨーヨーの絵を描く等、夏祭りに関連した遊びが見られるようになり、そこで子どもたちと話をして、「なんだかおまつりみたい」と気づいたことから1か月間をかけて準備をしました。自分が興味のあるコーナー(おみせ)を選んだことで意欲的に参加している姿がみられました。また、子どもたちは普段から廃材遊びを楽しんでいることもあり何を作りたいか、何が必要かとアイディアが次から次へと出てきました。話し合いの中では、まだまだ自分の思いを伝える姿が多いため、保育者もグループの一員となって代弁しながら友だちの意見に耳を傾けたり協力したりしながらみんなで作り上げていきました。「おまつりごっこ」当日は、ぞう組の子どもたちは法被をきて、かき氷・綿あめ・チョコバナナ・りんごあめ・輪投げ・魚釣り・ヨーヨー・金魚すくい・念仏(太鼓)のおみせやさんになりきり、「いらっしゃいませ」「シロップは何にしますか」「この線から投げてくださいね」「ひとり3回できます」などお客さんとのやり取りを楽しんでいました。こども園では仲間との生活のなかで、遊びを作り出し、育ちあうことはたくさんあります。自分ひとりでなく、仲間でやればいろいろの楽しいことがたくさんできること、そのためには、協力や工夫、ルールや責任が必要なことを知っていきます。こうして、幼児は仲間との遊びや生活を通して自他の区別、役割意識、自己主張と自己抑制、協調と譲り合いなどを身に付けていきます。園においては保育者との信頼関係を基盤として友だちの中で種々の発達をするのであり、仲間のなかでこそ個が育っていくのです。
さて、8月の下旬に年長クラスのぞう組の子どもたちが中心となり、他クラスの子どもたちをお客さんに招いて「おまつりごっこ」を行いました。ぞう組では日常の遊びの中で、太鼓を叩く、チョコバナナやヨーヨーの絵を描く等、夏祭りに関連した遊びが見られるようになり、そこで子どもたちと話をして、「なんだかおまつりみたい」と気づいたことから1か月間をかけて準備をしました。自分が興味のあるコーナー(おみせ)を選んだことで意欲的に参加している姿がみられました。また、子どもたちは普段から廃材遊びを楽しんでいることもあり何を作りたいか、何が必要かとアイディアが次から次へと出てきました。話し合いの中では、まだまだ自分の思いを伝える姿が多いため、保育者もグループの一員となって代弁しながら友だちの意見に耳を傾けたり協力したりしながらみんなで作り上げていきました。「おまつりごっこ」当日は、ぞう組の子どもたちは法被をきて、かき氷・綿あめ・チョコバナナ・りんごあめ・輪投げ・魚釣り・ヨーヨー・金魚すくい・念仏(太鼓)のおみせやさんになりきり、「いらっしゃいませ」「シロップは何にしますか」「この線から投げてくださいね」「ひとり3回できます」などお客さんとのやり取りを楽しんでいました。こども園では仲間との生活のなかで、遊びを作り出し、育ちあうことはたくさんあります。自分ひとりでなく、仲間でやればいろいろの楽しいことがたくさんできること、そのためには、協力や工夫、ルールや責任が必要なことを知っていきます。こうして、幼児は仲間との遊びや生活を通して自他の区別、役割意識、自己主張と自己抑制、協調と譲り合いなどを身に付けていきます。園においては保育者との信頼関係を基盤として友だちの中で種々の発達をするのであり、仲間のなかでこそ個が育っていくのです。