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10月コラム「一泊保育」

「一泊保育」

暑さが和らいで、吹く風に秋を感じるようになりました。この夏はとても暑く、外に出られない日が多かったように思います。子どもたちはやっと園庭にでられるようになり、走ったり縄跳びをしたりして身体を十分に動かして遊んだり、さまざまな虫との出会いを求めて虫探しに夢中になっています。
 さて、先月9月20日~21日は、ぞう組(5歳児)の一泊保育を行いました。一泊保育では、1、自然の中で思い切り遊びを楽しみ心豊かな経験を味わう。2,友だちや保育者と協力し助け合って生活することで友だちを思いやる心を育てる。3,自分でできることを実感し自立心を養う。4,家族と離れて生活することで家族の大切さを実感する。を目的として行っています。また、今年度から、例年の夏の暑さを考慮して自然の中で安心して活動ができるように、時期や場所を変更し園外活動後に園内泊を計画しました。その様子をここで一部をご紹介致します。当日、ぞう組の子どもたちはリュックサックを背負い、お泊り用の大きな鞄を持って登園しました。荷物の確認をした後、子どもたちと出発のお祈りをしました。「神さま、良い天気にしてくれてありがとう」「一泊保育楽しみです」と祈りの言葉が聞かれました。全員が参加できたことに喜びを感じながら、他クラスの子どもたちに見送られバスに乗って出発しました。目的地の森林公園ではガイドさんから自然の紹介や歩き方を教えてもらってから5~6人のグループごとに子どもたちが主体となってハイキングしたり、お昼に愛情弁当を食べたり、木工制作を楽しみました。園に帰ってからは、夕食のデザート作りをして、カレーを2階のテラスでいただきました。その後はお楽しみの時間。グループの友だちと協力をして3つのゲームをクリアしてお宝をもらい、最後に花火をみて大喜びでした。お風呂は体と髪の毛を洗ってから、お湯を溜めたビニールプールに入りました。お布団に入る前には家族からの手紙をサプライズで子どもたちに渡しました。保育者に読んでもらったり、自分で文字を追って読んでいました。「○○のことだいすきと書いてあったよ」と笑顔で教えてくれたり、お家の人のことを思い出して涙したりする子もいました。保護者の皆様が我が子を愛おしく思い大切に育てていられることが私たちにも伝わってきました。行事を経験する中で、友だちを思いやる優しい場面を見たり、荷物の整理などを自分でするたくましい姿を見てまたひとつ大きく成長したなぁと嬉しく思いました。