「子どもの心が育つ時」
駐車場の紫陽花が、今年も少しずつ色づき始め季節の移り変わりを感じています。この紫陽花は、今から9年前の花の日に、ある保護者から挿し木をすれば根がはることを教えていただき、現在の場所に土を入れて数本挿してみました。今年も色鮮やかに立派に育った紫陽花をみて嬉しく思います。
先日は、幼児クラスの親子遠足にご参加くださりありがとうございました。数日前から天気予報とにらめっこで、曇りで決行したのですが当日集合時間直前に雨が降り始めました。ドキッとしましたが、集合時間の頃には雨がやみ暑くもなくちょうどよい天気の中、クラスごとのリクレーションやフルーツパーク内で1日遊んで楽しく過ごす事ができました。ご協力ありがとうございました。今後も様々な行事がありますが、それぞれの発達段階に合わせ親子で楽しめるように工夫していきたいと思います。
さて、4,5歳児の昼食(ランチタイム)の時のことです。12 時少し前になると A ちゃんが「先生、ご飯一緒に食べよう」私を誘いに来てくれます。ある日、4歳児の子どもたちと同じテーブルで食事をしていたのですが、私が「お腹いっぱいになっちゃった。かぼちゃ残してもいいかな…」とつぶやくと、隣に座っていた B ちゃんが「えっ、先生なのに」の一言。私が「かぼちゃが全部たべられなくなっちゃったの。小さいの一個食べるからこれで終わりにしてもいいかな」と言うと、B ちゃんが「先生なんだから、大きいの頑張って」と励ましてくれました。私が「頑張る」と一口食べると、B ちゃんはにっこり笑って褒めてくれました。すると、私の向かい側に座っていたC 君はそのやりとりをみて、かぼちゃをパクリと一口食べました。「C 君も頑張っているから、私も残さないように頑張るね」と言って食べました。C 君は自分の意志で私が一口食べると同じ様に食べ、残さず食べることができました。B ちゃんはきっと、家庭やこども園で私と同じような状況になった時に「残しちゃダメ」と叱られるのではなく、今回私にかけてくれた言葉のように励まして方法を提案し、頑張った時には褒めてもらっているのでしょう。日常の大人との関わりが、目には見えにくい子どもの心を育てているのだと思いました。
先日は、幼児クラスの親子遠足にご参加くださりありがとうございました。数日前から天気予報とにらめっこで、曇りで決行したのですが当日集合時間直前に雨が降り始めました。ドキッとしましたが、集合時間の頃には雨がやみ暑くもなくちょうどよい天気の中、クラスごとのリクレーションやフルーツパーク内で1日遊んで楽しく過ごす事ができました。ご協力ありがとうございました。今後も様々な行事がありますが、それぞれの発達段階に合わせ親子で楽しめるように工夫していきたいと思います。
さて、4,5歳児の昼食(ランチタイム)の時のことです。12 時少し前になると A ちゃんが「先生、ご飯一緒に食べよう」私を誘いに来てくれます。ある日、4歳児の子どもたちと同じテーブルで食事をしていたのですが、私が「お腹いっぱいになっちゃった。かぼちゃ残してもいいかな…」とつぶやくと、隣に座っていた B ちゃんが「えっ、先生なのに」の一言。私が「かぼちゃが全部たべられなくなっちゃったの。小さいの一個食べるからこれで終わりにしてもいいかな」と言うと、B ちゃんが「先生なんだから、大きいの頑張って」と励ましてくれました。私が「頑張る」と一口食べると、B ちゃんはにっこり笑って褒めてくれました。すると、私の向かい側に座っていたC 君はそのやりとりをみて、かぼちゃをパクリと一口食べました。「C 君も頑張っているから、私も残さないように頑張るね」と言って食べました。C 君は自分の意志で私が一口食べると同じ様に食べ、残さず食べることができました。B ちゃんはきっと、家庭やこども園で私と同じような状況になった時に「残しちゃダメ」と叱られるのではなく、今回私にかけてくれた言葉のように励まして方法を提案し、頑張った時には褒めてもらっているのでしょう。日常の大人との関わりが、目には見えにくい子どもの心を育てているのだと思いました。