グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム  > 園長コラム  > 8月コラム「子どもの好きを一緒に楽しむ」

8月コラム「子どもの好きを一緒に楽しむ」

「子どもの好きを一緒に楽しむ」

 厳しい暑さが続きます。今年もすでに全国で最高気温が更新され、「危険な暑さ」や「ゲリラ豪雨」への注意も呼びかけられています。先日はロシアのカムチャツカ半島付近を震源とする地震で北海道から和歌山県にかけての太平洋沿岸に津波警報が出され、保護者の皆さまも心配されたことと思います。こども園の立地条件から考えると津波による洪水想定域ではありませんが、この機会に地震への備えや起きた時の対応を職員で確認を行いました。猛暑が常態化する夏の避難で不可欠なのが熱中症対策です。家庭でできる対策も考えていきたいですね。
 さて、先日私の地域で高濱正伸氏による「子育てにおける母親の役割・父親の役割について」お話を聴く機会がありました。そうだなぁ…と共感することがあり、高濱氏の本もその後数冊読んでみました。わかりやすく読みやすいので保護者の皆さんにご紹介させていただきます。「子育て」とは、思い通りにいかなくてイライラしてしまったり、孤独を感じてしまったり「これでいいのかな?」と迷うこともあるかと思います。子育てに必要なことは「愛」「しつけ」「好き」の3つあり、「好きとは、子どもの好きを全力で応援して、親の好みを押し付けたり、否定したりせず、子どもの好きを丸ごと認めてあげてください」とおっしゃっていました。例えば「虫が好きな子」には、一緒に虫探しをしたり、絵本や図鑑を見たりして親子で楽しむと良いと思います。そして、お父さんはお母さんの話を「わかる、わかる」と相づちを打って気持ちに共感して聴くことがお母さんの笑顔につながるそうです。子どもたちにとって保護者の皆さんが笑顔でいることが何よりも心の安定につながるそうです。ぜひ、試してみてくださいね。
明日(8/2)は、夕涼み会を予定しております。ご家族でゲームや踊りを楽しんでください。また、父母の会の役員さんも宝さがしのゲームを準備してくださっています。楽しみですね。
参考文献:高濱正伸(監修者)「こそだてえほん」