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今年もよろしくお願いいたします

園長 加藤可織
新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年末よりインフルエンザが園内でも流行し、ご心配をおかけしました。寒さ等で体調を崩しやすい時期でもありますので今後も園内の換気・消毒等衛生面に引き続き気をつけて保育をおこなっていきます。
能登半島地震から1年が経ち、少しずつ復興をしてきていますが、まだ不安や悲しみの中にいる方もおられます。日々の生活の中で安心して過ごすことができるようお祈り申し上げます。また、いつ起こりうるか分からない自然災害に対して私たちは、子どもたちが安心して過ごすことができるよう防災対策について今後も考え、備えていきたいと思います。
さて、12月には幼児クラスと乳児各クラスでクリスマス祝会が行なわれました。幼児クリスマス祝会の際には、保護者の皆様には限られた会場の中での参加や送迎、また土曜保育についてご理解やご協力をいただきありがとうございました。みどり組の子を中心に行うページェント(降誕劇)は今回も子どもたちの思いがとても伝わるものになりました。みどり組の子どもたちが様々な役を演じる姿をもも組・き組は憧れの眼差しで観ていました。みどり組の子どもたちが着ている衣装やページェントの中での歌や台詞を体を前のめりにしながら観ている姿、動きを真似し、一緒に口ずさむ姿、そして真剣な表情やニコニコ嬉しそうな顔で観る姿…様々な眼差しがありました。クリスマス祝会が終わった翌週、ホールからページェントで歌われる天使の歌が聞こえてきました。「みどり組がごっこ遊びしているのかな?」とホールを見ると、そこにはき組の子どもたちが…ポリ袋で作った洋服に銀色の輪っかを頭につけた天使、ままごとコーナーにあるスカートを着て布を肩に巻いたマリア、手作りのお面をつけて羊になって演じていました。台詞や動作もみどり組が演じていたように振る舞う姿に驚いたと共に嬉しい気持ちにもなりました。同時にクリスマスの出来事を子どもたちが嬉しそうに演じている姿をきっと神様も観て喜んでくださっているのではないかと思いました。クリスマスを迎えるまでの間、ひよこ組からうさぎ組の子どもたちもページェントを観る機会があります。小さい子どもたちにとっては理解することは難しいですが、毎年クリスマスを過ごす中で嬉しい日であること、そしてクリスマスの出来事を知ることにつながっています。私たちが迷った時、苦しい時、嬉しい時どんな時でも見守ってくださる神様がおり、大きな愛の中で支えられています。子どもたちのそばにいる私たちは、「どんな時でもそばにいるから大丈夫だよ。」「安心して大きくなってね。」と寄り添う存在でいたいと思います。
今年度も残り3ヶ月となりましたが、子どもたち一人ひとりが持つ力を信じてたくさんの愛情を注ぎ、見守り、支えていく存在でありたいと思います。