園長 加藤可織
園庭の梅の木が満開となり、桜の蕾が少しずつ膨らみ始めています。あっという間に3月を迎え、今年度も残すところ1ヶ月となりました。いよいよみどり組の子どもたちは卒園の日を迎えます。子どもたち一人ひとりの成長を感じ、うれしい気持ちではありますが、送り出す寂しさを感じる時でもあります。みどり組の子どもたちが自信を持って新たな一歩を踏み出すことができるよう、一人ひとりとの関わりを大切にし、この1ヶ月過ごしていきたいと思います。
さて、2月の絵本献立『おおきなかぶ』にちなんで給食サンプルケースの上に飾られた掲示は子どもたち、そして保護者の方々の目にも留まったのではないでしょうか。おおきなかぶを抜こうと職員がかぶからつながっている様子の写真が飾られていました。その掲示に気付いた子どもたちは、「○○さんいるよ!○○さんも!」「○○さんはいないね!あれ?あそこにいるのに…(園庭を指さして)」と興味津々。5歳児Aくんは「何人いるかな?1、2、3…」と数え、「これだけだっけ?」と職員紹介の写真と人数を比べていました。そして、「いつ、かぶは抜けるのかな?」とつぶやく声も子どもたちから聞こえてきました。“子どもたちのつぶやきっておもしろいな!”と思ったと同時にこの掲示を作成した給食職員に伝えたいと思いました。職員の写真が次々と増えていくと「いつかぶ抜けるかな?」「○○さんいないからまだかな。」と子どもたちの想像は更に膨らんでいきました。そんな姿を見ていると、私たち職員もワクワクし、“いつ、かぶが抜けるといいかな…”と考え、「絵本献立当日にしよう!」ということになりました。絵本献立当日、給食職員が各クラスにおおきなかぶ(手作り)を持って回っていきました。2歳児クラスでは、おおきなかぶに実際につながり、「うんとこしょ、どっこいしょ!」とかぶを引っ張って楽しんだ後、かぶのスープを食べました。目で楽しみ、体を動かして楽しみ、口(舌)でもおいしい味を楽しみ…絵本に出てくる食材1つから様々な楽しみ方、そして様々な人々との関わりを楽しむことができることを実感した瞬間でもあります。給食職員は子どもたちに日々直接関わることは少ないですが、子どもたちが食べる食事・おやつを愛情込めて作り、時に「こんな風に掲示を作ったら楽しんでもらえるかな」と考えています。わかばの職員は、子どもたちの元気な姿に力をもらい、そして日々の成長に驚くと共に一人ひとりとの関わりを大切にしていきたいと思っています。子どもたちの成長は、日々目まぐるしく、その姿に驚かされることが多いです。目で見て、真似をして繰り返し行なっていく中でその子自身が習得をしていきます。様々な経験を通して成長をしていく子どもたち。花は色々な色があり、形も様々、種類も異なり、咲く時期も異なります。小さな種から愛情をこめて育て「いつ咲くかな」と楽しみに待つ…子どもたちの成長も同じだと言われます。子どもたちが安心して過ごすことができるよう、私たちはこれからもたくさんの愛情を注ぎ、子どもたちの成長を信じて待ちたいと思います。
子どもたちとの出会いを感謝すると共に今年度も保護者の皆様には様々なところでご理解とご協力をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。
園庭の梅の木が満開となり、桜の蕾が少しずつ膨らみ始めています。あっという間に3月を迎え、今年度も残すところ1ヶ月となりました。いよいよみどり組の子どもたちは卒園の日を迎えます。子どもたち一人ひとりの成長を感じ、うれしい気持ちではありますが、送り出す寂しさを感じる時でもあります。みどり組の子どもたちが自信を持って新たな一歩を踏み出すことができるよう、一人ひとりとの関わりを大切にし、この1ヶ月過ごしていきたいと思います。
さて、2月の絵本献立『おおきなかぶ』にちなんで給食サンプルケースの上に飾られた掲示は子どもたち、そして保護者の方々の目にも留まったのではないでしょうか。おおきなかぶを抜こうと職員がかぶからつながっている様子の写真が飾られていました。その掲示に気付いた子どもたちは、「○○さんいるよ!○○さんも!」「○○さんはいないね!あれ?あそこにいるのに…(園庭を指さして)」と興味津々。5歳児Aくんは「何人いるかな?1、2、3…」と数え、「これだけだっけ?」と職員紹介の写真と人数を比べていました。そして、「いつ、かぶは抜けるのかな?」とつぶやく声も子どもたちから聞こえてきました。“子どもたちのつぶやきっておもしろいな!”と思ったと同時にこの掲示を作成した給食職員に伝えたいと思いました。職員の写真が次々と増えていくと「いつかぶ抜けるかな?」「○○さんいないからまだかな。」と子どもたちの想像は更に膨らんでいきました。そんな姿を見ていると、私たち職員もワクワクし、“いつ、かぶが抜けるといいかな…”と考え、「絵本献立当日にしよう!」ということになりました。絵本献立当日、給食職員が各クラスにおおきなかぶ(手作り)を持って回っていきました。2歳児クラスでは、おおきなかぶに実際につながり、「うんとこしょ、どっこいしょ!」とかぶを引っ張って楽しんだ後、かぶのスープを食べました。目で楽しみ、体を動かして楽しみ、口(舌)でもおいしい味を楽しみ…絵本に出てくる食材1つから様々な楽しみ方、そして様々な人々との関わりを楽しむことができることを実感した瞬間でもあります。給食職員は子どもたちに日々直接関わることは少ないですが、子どもたちが食べる食事・おやつを愛情込めて作り、時に「こんな風に掲示を作ったら楽しんでもらえるかな」と考えています。わかばの職員は、子どもたちの元気な姿に力をもらい、そして日々の成長に驚くと共に一人ひとりとの関わりを大切にしていきたいと思っています。子どもたちの成長は、日々目まぐるしく、その姿に驚かされることが多いです。目で見て、真似をして繰り返し行なっていく中でその子自身が習得をしていきます。様々な経験を通して成長をしていく子どもたち。花は色々な色があり、形も様々、種類も異なり、咲く時期も異なります。小さな種から愛情をこめて育て「いつ咲くかな」と楽しみに待つ…子どもたちの成長も同じだと言われます。子どもたちが安心して過ごすことができるよう、私たちはこれからもたくさんの愛情を注ぎ、子どもたちの成長を信じて待ちたいと思います。
子どもたちとの出会いを感謝すると共に今年度も保護者の皆様には様々なところでご理解とご協力をいただきましたこと、心より感謝申し上げます。