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ご入園、ご進級おめでとうございます

園長 加藤 可織
園庭の桜が咲き始め、間もなく満開を迎えます。春が来たと嬉しい反面、日によって寒暖差を感じることもあり、体調を崩しやすい時期となっていますので季節の変わり目、体調の変化には十分に気をつけていきたいと思います。
さて、3月には36名の子どもたちがわかばを巣立っていきました。新たな一歩を踏み出した子どもたちがこれからも神様に見守られ、心豊かに成長をしていくことを願っています。そして、今年度は23名の子どもたちを迎えました。環境の変化に戸惑いがあるかと思いますが、子どもたち、保護者の方々に寄り添い、安心して過ごせるようにつとめていきたいと思います。保護者の皆様も分からないことや心配なことがありましたら、気兼ねなく声をかけてください。
先月末はお忙しい中、特別保育のご協力をいただきありがとうございました。この期間に新年度の準備や職員一同で改めて学びの機会を持つことができました。同事業団内のこども園・保育園での合同研修会では、『聖隷の保育の歴史や理念』に立ち返り、キリスト教保育の学びを深め、保育の振り返りを行ないました。キリスト教保育とは、神さまが私たち人間に命を与え、個性豊かにそして、どんな人とも生きる喜びを見出し、どんな状況でも力強く生き抜く希望を伝えていくものです。子どもたち一人ひとりのありのままを受け入れることを大切にし、そして今を生きる子どもたちを信じ、関わっていきたいと思います。聖隷こども園わかばは、聖隷の最初の園です。2024年度の卒園児も含めると1743名が卒園をしました。子どもたち、そして保護者、職員は導かれてわかばで出会ったと思います。小学校・中学校卒業、そして大人になってからも節目節目で来園をしてくれる卒園児もおります。多くの出会いに感謝すると共に園を巣立った後もわかばのことを思い出し、立ち寄ってくださる方々がいることにつながりの大切さを感じます。
園目標は『子ども自身に生きさせよ~自分で考え、判断し、行動する子ども~』です。これは、小さな赤ちゃんが今すぐにできることではありません。乳幼児期に関わる人や過ごす環境の中で子どもたちは人としての土台ができます。気持ちに共感し、受け止めてもらったことによって“自分はこのままでいいんだ”と安心感を抱き、それが自信となります。自ら行動する姿を大切にし、温かい眼差しで私たちは見守っていきます。これからも子どもたちの成長を保護者の皆様と共有し、一緒に喜び合い、誰もが安心できる場となるよう、職員一同精一杯つとめさせていただきますので一年間よろしくお願いいたします。