調理師おすすめメニュー「鶏肉のボリートミスト」「魚介のパピヨット」

調理師おすすめメニュー「鶏肉のボリートミスト」「魚介のパピヨット」

調理師おすすめメニュー「鶏肉のボリートミスト」「魚介のパピヨット」

今月の調理師おすすめメニューは、フレンチやイタリアンなどを得意としている調理師が担当しました。主菜は『鶏肉のボリートミスト』と『魚介のパピヨット』から選んでいただきます。

「ボリートミスト」とは「色々な食材を合わせて茹でた」という意味です。日本では「イタリアのおでん」とも紹介されています。サルサ・ヴェルデという、イタリアンパセリのソースを添えました。鶏やソーセージのうま味と、野菜の甘味が調和したスープが具材に沁みわたるこの料理は、まさにイタリア版「おでん」。洋辛子が効いたサルサ・ヴェルデの役割は「おでん」における「和辛子」といったところでしょうか。
パピヨットとは、フランス語で紙を意味する「パピエ」からその名が由来し、「紙包み焼き」のことをいいます。現在ではアルミホイルや耐熱紙など、様々なスタイルの包み焼があります。味や香りを逃がさないように工夫された料理で、今回は鱈と帆立を茸のトマトソースと共に包んで焼きました。紙として使用したのは透明なクッキングシートです。鱈や帆立の白と、トマトソースの赤が透けて見えて、立体的でカラフルな一品に仕上がりました。開けてみると湯気とともに魚介の香りがフワーっと立ち上り、包み焼の良さを十分に味わって頂きました。
手作りデザートは、英国のビクトリア女王が好んで食べていたことからつけられた、『ビクトリアケーキ』です。日本におけるショートケーキと同じくらい英国ではポピュラーなお菓子です。洋酒で長時間漬け込んだベリーのソースを、しっとりしたスポンジでサンドしたシンプルなケーキですが、食した瞬間から熟成されたフルーツとバターや洋酒の風味が口の中に広がります。

どの料理も大変好評で、「どれも全部美味しかった!」「あっさりしていて洋風の和食みたいで食べやすかった。」「また是非!」など、入居者様から多くのお褒めの言葉をいただきました。


主菜はA・B食のどちらかの選択制となっています。

A食:鶏肉のボリートミスト
B食:魚介のパピヨット

その他
・ご飯、漬物
(副菜)
・揚げ茄子の柚子マリネ
・キャベツのツナマヨ炒め
(デザート)
・ビクトリアケーキ

『鶏肉のボリートミスト』

『鶏肉のボリートミスト』

『魚介のパピヨット』

『魚介のパピヨット』