奄美大島料理

奄美大島料理

奄美大島料理

●8月14日(木)●

奄美大島出身の調理師による奄美大島料理の夕食でした。

主菜の「鶏飯(けいはん)」は奄美群島が薩摩藩の支配下に置かれていた頃、島民が薩摩藩の役人をもてなし、役人の気持ちを少しでも和らげさせようと祈るように作られた料理です。
1968年に現在の天皇皇后両陛下(皇太子・妃殿下時代)がご来島の折、御賞味され大変喜ばれておかわりをご所望されたと伝えられています。
お茶碗に盛った白飯に、ほぐした鶏肉や錦糸卵などの具材と薬味をのせ、丸鶏から取ったスープをかけて食べる「お茶漬け」のような料理です。

さまざまな材料を一緒にして炒め合わせる料理を「チャンプルー」といいます。その代表格が「ゴーヤチャンプルー」今回は名物「スパム」入りのチャンプルーです。

「モズク酢」は酢の効果で海藻の食物繊維がやわらかくなり、健康にいい成分が体内に取り込みやすくなります。奄美大島にある内海は、水質が良く、波が穏やかなのでモズクの養殖にも最適な環境です。

「サーターアンダギー」とは球状の揚げドーナッツです。サータは砂糖、アンダは油、アギーは揚げるの意味です。ひとつずつ丸めて揚げる手作りの味をお楽しみください。

奄美大島料理メニュー

~主菜(AかBの選択)~
●A:鶏飯
●B:鯖の塩焼き

~副菜~
●ゴーヤチャンプルー
●モズク酢
●サーターアンダギー