鶏肉に合わせるソースは『カレーソース』と『サバイヨンソース』です。
『カレーソース』は玉ねぎがキツネ色になるまでしっかりと炒めてから、コンソメとデミグラスソースでのばし、香ばしく炒ったカレースパイスを合わせました。『サバイヨンソース』とは卵黄と生クリームのソースです。フランス料理ではポピュラーなソースですが、今回はワインの代わりに日本酒を使い、日本人の嗜好に合わせました。

イサキのソテーには『バジルソース』と『ケッパーソース』です。
『バジルソース』はすり潰したバジルとチーズがたっぷりと入った緑鮮やかなソースです。『ケッパーソース』のケッパーとは、地中海沿岸原産の木の花のつぼみを酢漬けにしたもので、独特の風味と酸味がありパスタや魚介類によく使われる食材です。今回はバターソースにケッパーを加えました。
そのほかのサイドメニューは、焼いて甘みを凝縮させた『夏野菜の焼き浸しマリネ』、プリプリした食感がおいしく食物繊維たっぷりの『押し麦のミネストローネ』です。

また焼き菓子のスペシャリストでもある今回の調理師のデザートは、『チョコレートのパウンドケーキ』です。チョコレートとクルミの他、洋酒に長時間漬け込んだクランベリー、オレンジピール、レーズンの入ったケーキです。生クリームを添えました。

入居者の皆様からは「とても食べやすく、美味しかった！」「デザートも最高だったよ！」というお言葉をいただきました。