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みんなともだち

わかばの美しい季節となりました。
コロナの感染拡大を防ぐために緊急事態宣言が5月31日まで延期となりました。磐田市の方針も昨日4月30日の夕方、示されました。登園自粛が5月31日まで延期され、0~2歳児の保育料が減額されることも継続するとのことです。詳しくは、市のホームページをご覧ください。
こども園こうのとり富丘では、私たちに何ができるかと考え、園だよりの送付に加えて、『おうち時間』を少しでも楽しんでいただこうと、各クラスごとに考えた『お楽しみキット』をお送りします。与えられた時間を親子で楽しく過ごせますようにとお祈りいたします。そして、このような中にあって、医療関係者の方々をはじめ、様々な業種の皆様に支えられていることに心から感謝いたします。

さて、こうのとり富丘での園生活は、子どもたちにとって初めてのことばかり。涙が溢れていた子どもたちも、少しずつ周りに目が向くようになり、興味のある事や好きな遊びを見つけられるようになってきました。
園庭で遊んでいたHくん、ふと見ると、そら組(かるみあ富丘)の子どもたちがテラスから外に出てきたのが目に留まり、「先生!あいさつしに行かなくていいの?」と。Hくんに誘われて職員は、あいさつを交わしに。経管栄養のお子さんの鼻のチューブを見て、「どうして?」ときいたAくん。「ご飯を入れるためなの」と返した職員に「お口が小さいんだね。ぼくの弟は、お口が大きいよ」と弟の話をしてくれたAくん。こいのぼりくぐりを楽しんでいるところに加わった2歳児クラスの子どもたち。ゆっくりゆっくり進んでいくBくんを最後まで一生懸命に応援してくれたTくん。子どもたちの出会いは様々ですが、あるがままを受け入れる子どもたちの出会い方に、私は心動かされる毎日です。
聖隷こうのとり富丘 園長 永島 弘美


先日、もみじ組、いちょう組、さくら組のイースターのお祝いに私もご一緒させて、いただきました。
見つけたたまごに耳を当て「ぴよぴよって聞こえるよ」「ひよこさん中にいるかなぁ」と口にする子どもたち。
命がそこに含まれているという事実を、経験的に知っているのだということに改めて感動をおぼえつつ、
“イースターの卵”を通して、あそびの体験とともにたくさんの学びをこれから毎年得ていくのだと実感する
ひと時でした。
この時期、こども達同士の直接的な交流は難しいとしても、お互いの生活や活動の様子を大人が伝え合い
分かり合うことで、それぞれの環境のなかで、より豊かな経験につなげていくことができます。
そら組(かるみあ富丘)のこどもたちも園生活にずいぶんと慣れ、笑顔で過ごしています!
今は、思いを暖めつつクラスのお友だちと静かにつながっていたいと感じるところです。
-聖隷こども発達支援事業所かるみあ富丘 所長 大塚美美-