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ホーム  > 園長コラム  > 感謝の思いをクリスマスに

感謝の思いをクリスマスに

“わくわくひろば”に続いて、幼児クラスを対象とした“おひさまひろば”も開催することができ、心から感謝を申し上げます。保護者会のお力添えを支えに、多くの保護者の皆様にご参加いただきました。また、雨予報で縮小して行いましたが、アンケートには本当に温かなことばが書かれていて、私たち職員も保護者の皆様から、後押しして頂いているような思いで読ませていただきました。ありがとうございます。アンケートから読み取れる、ご家庭での子どもさんの様子からひとり一人の姿を思い浮かべ、園と家庭の両面から子どもたちの成長を感じることができました。
玉入れが中止となった3歳児クラスのKくんは靴下で作ったボールとかごを使って、玉入れをやって見せ、ナゾのステップ(踊り)を踏んでいたAさんの姿は当日の踊りにつながっていたようです。4歳児クラスのSさんは「鉄棒の練習がしたいから庭に作って!」と父親にお願いしたほどに意欲満々だったようです。年少の時に人前で名前さえ言えなかった5歳児のRくんは、はじめのあいさつをやるんだと練習していたそうです。「明日もおひさまひろばだといいな」と話した4歳児のSさん。当日は、家では見られない成長に涙ぐんでいた保護者の方もいらっしゃいました。
行事は企画する側だけでは完成されません。行事を理解していただいて、参加して下さる皆様の思いがとても大きな働き(効果)を生み出します。それが、真ん中にいる子どもたちの確かな成長に結びついていくのです。4月にはじめて出会った子どもたちの成長した姿に、私も心打たれました。感動をありがとうと子どもたちに伝えたいです。これからも家庭と園が力を合わせ子どもたちのより豊かな成長を育んでいきたいと思います。

クリスマスを迎える12月に入りました。クランツの1本目のロウソクに灯がともり、第1回アドベント礼拝が行われました。こども園では磯辺保育教諭より、「くつやのマルチン」のお話を聞きました。子どもたちはとても真剣に聞いていました。アドベントはクリスマスまでの1ヶ月間を楽しみに待つ時です。こうのとり富丘の子どもたちに配布しました『クリスマスを迎えるにあたって』は、保護者の方々にも知っていただきたいという思いから作成致しました。(かるみあの保護者の方にも配布します)ぜひ子どもさんと一緒にまた、ご家族でお読みいただければ幸いです。
クリスマスはイエス様のお誕生をお祝いする日です。もともと子どもの誕生日を祝うというのは、キリスト教の園で行われ、誕生日を神様から愛され命をいただいた日として感謝し、礼拝を守り、お祝いしていたとされています。それを子どもたちが喜ぶ姿を見て、次第に一般家庭でも誕生日を祝うようになり、日本社会にも誕生日を祝うことが広まりました。
神様は、私たちのために御子イエス・キリストを、この世にお遣わしになりました。神様の愛はゆるぎないものです。そのことを心にとめて、クリスマスを迎えたいと思います。神様から愛を受けた私たちが出来ることを考えて、クリスマスまでの間を過ごしていきたいと思います。世界中の人たちが豊かな愛に包まれクリスマスを迎えられますように。
聖隷こうのとり富丘 園長 永島弘美