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新しい年に 想いを新たに

2021年の幕開けです。
寒い日が続いていますね。12月には、保護者の皆様と共に、クリスマスをお祝いできましたこと心から感謝を申し上げます。コロナ禍の中で、クラス単位で行ったクリスマス祝会でした。それぞれのクラスが子どもたちの成長やクラス状況(保育・療育)に合わせて行いました。富丘で初めてのクリスマスを子どもたちとどのように迎えようか、どんな楽しみ方をしようかと職員皆で知恵を出し合いました。0,1歳児クラスは保護者の皆様と一緒に集うことは難しかったので、子どもたちと行ったアドベント礼拝の様子を伝えるクリスマスカードを作り、そのカードの中に、神様からの深い愛で見守られながら成長している子どもたちの姿を載せました。保護者の皆様には、かけがえのない存在として、わが子の誕生を心待ちにしていた時と重ね合わせて、救い主イエス様のお誕生を共にお祝いできたらとの想いを込めました。読んでいただけましたでしょうか? 2歳児クラスはページェントごっこをクリスマス会の中に取り入れて、保護者の皆様にも楽しんでいただきました。アンケートからは『日頃は見られない子どもの姿を見ることができて嬉しかったと保護者から。「(家のお人形を)イエス様みたい」とつぶやいたAちゃん、「イエス様生まれたよ」とお人形のお世話をしたBちゃん、「今日手伝ってくれた分(お金)が困っている友だちに届くといいね」とそんな会話を親子でしたCちゃん』そんな声が聞かれました。そら組(かるみあ)のクリスマス会は子どもたちが楽器を持って、クリスマスソングからの始まりでした。嬉しそうに歌に合わせての楽器演奏そして、パネルシアター、影絵とすべて職員の手作りの作品ばかり。親御さんからは、『始まってからずっとテンションが高く、笑顔で楽しむことが出来ました。「サンタさんサンタさん」とサンタの絵を見るたびに言うようになりました。』との声をいただきました。
3歳児クラスは讃美歌とクリスマスソングの歌のプレゼント。アンケートからは『「クリスマスはプレゼントをもらえてケーキが食べれる日だけではなく、イエス様の誕生日」という言葉に母の私もハッとさせられました。初めての礼拝は厳かな雰囲気の中、子どもたちが祈り・歌う姿が素晴らしかったです。』と。4,5歳児クラスは子どもたちがそれぞれに役選びを話合いで決定。降誕劇を行いました。アンケートからは『役決めから、練習、リハーサルどれもとても意欲的で当日を楽しみにしていました。当日は感動の嵐で涙で前がかすむくらいでした。「○くんは○○の役でこうやるんだよ」と教えてくれたTくん、「イエス様が生まれたのはどこでしょう?」「生まれてから何に寝たでしょう?」と聞いていたお話からクイズを出していたNちゃん』と親御さんの気持ちや子どもたちの姿が思い浮かぶ内容でした。保護者からたくさんの感謝の言葉をいただき、その一つ一つを胸に進みたいと思います。
ある牧師の『一滴の愛を集める』というメッセージの中に“感謝を知らない心は、穴の開いたバケツのようなもの。どれほどたくさんの愛が注がれても、決して満たされることがありません。どんなに小さいことにも感謝し、一滴の愛を大切に集められる人だけが、心を愛で満たすことが出来るのです。”とあります。私の好きな言葉です。神様の愛に応え、感謝を忘れることなく、新しい年も、愛おしい子どもたちと楽しみながら、過ごしていきたいと思います。

聖隷こうのとり富丘 園長 永島弘美