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「子どもの気持ちを大切にするとは」

園長 岡田絵里子
こいのぼりが気持ちよさそうに泳ぐ様子を見て、今年も5月になったなと感じます。今年は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、様々な催し物が中止になったり、予定していたことも自粛しなくてはいけなくなっています。先日は父母の会総会の中止に伴い、書面での決議のご協力をありがとうございました。またお伝えすべきことがありましたらご報告させていただきます。
このところ、これだけ毎日テレビで新型コロナウイルスのことが報道されていると、年長児の子どもたちも自然にその話題で会話をしています。手を洗いながら「コロナをやっつけろー♪」と鼻歌が聞こえてきたり…私たち大人が責任ある行動をとり、子どもたちの命、自分自身の命を守っていかなくてはいけないと改めて思います。園で過ごす子どもたちは、いつもと変わらず元気いっぱいで、その様子から私たちは本当に元気をもらっています。保護者のみなさまにおかれましても、不安な中でお仕事と子育てをされていることと思います。こども園が安心できる場所であるために私たちも今まで以上に衛生面に注意を払っていきますので、ご協力お願いいたします。
 さて、新入園児を迎えて1ヶ月がたち、響いていた泣き声が笑顔に変わってきています。子どもの順応性はすごいなと思います。初めておうちの人と離れて過ごすことはとても不安なことです。それと同時にずっと一緒に過ごしてきたわが子と離れることはおうちの方にとっても本当に不安なことだったでしょう。泣き声に後ろ髪をひかれる思いで玄関を出て行ったことと思います。それでも、子どもたちは一日ずつ担任に心を開き、安心して身を任せてくれるようになっています。時折泣き止んで笑顔を見せてくれて、私たちもその笑顔に喜びを感じながら過ごしています。どんなに小さなあかちゃんも、自分なりの意思表示をはっきりしています。それを大人がどう汲み取ることができるかが信頼関係につながっていくのだろうと思います。先日、ひよこ組(0歳児クラス)に少しお手伝いに入った時のことです。ほかの子の泣き声につられて泣けてしまう子もいるのですが、お腹がすいたり、おむつが濡れて泣いている子もいます。抱っこされると泣き止めるのですが、おむつを替えるために寝かされるとまた大泣きです。でも、「ごめんね、おむつだけ替えさせてね。すぐだからね。寝かされるのが嫌なんだよね。」と慣れない手つきでおむつを替える新人職員がいます。お互いに慣れないので大変なのですが、なんとか替えさせてもらい抱っこします。手際よくやってあげることも大事かもしれませんが、子どもの気持ちを汲みながら声をかけておむつを替えさせてもらう…こういうことの積み重ねがあって子どもたちは職員に心を許せるようになっていくんだなと実感しました。そして、こうした丁寧なかかわりをこれからも大事にしていきたいと感じました。一見、スムーズにいったり、まとまりがあるように見えても、もしかすると子どもの思いをしっかり汲めていないかもしれない、子どもの気持ちが分からずに大人が一方的に押し付けているだけのことがあるかもしれない…そう時々振り返りながら、「子どもの気持ちを大切にする」ってどういうことなのか?を自分たちに問いかけながら過ごしていきたいと思います。