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瞬間を大切に

園長 岡田絵里子

梅雨らしいお天気が続いています。色あざやかな紫陽花が綺麗ですね。先日プール開きを行いましたが、今年は新型コロナウイルス感染防止のための「新しい生活様式」に則り、プール内でも「3つの密」をできるだけ避け、各クラス子どもたちが交代でプール遊びをするように考えました。例年のように毎日思う存分プールに入ることができませんが、プール以外の水遊びも充実させていけるよう工夫したいと思っています。このことについては、子どもたちなりに理解してくれている様子があります。そして、子どもたちのほうが色々な状況を柔軟に受け入れてくれていると感じます。大人も子どもたちも今までのように過ごせないことに不便さを感じながらも、それを受け入れて別の方法で楽しめることを見出していく時期にきていますね。子どもたちと楽しい夏を過ごしていきたいと思います。
さて、先日花の日がありました。今年はやはり新型コロナウイルス感染症感染予防の対策として、近隣の施設への子どもたちの訪問はなしとし、代表で職員がお花やカードを届けました。毎年、どの施設でも子どもたちが来てくれることをとても楽しみにしてくれています。それが分かっているだけに、とても申し訳なく思います。
花の日の朝、幼児クラスはホールで礼拝を守り、花束の準備をしていました。それを見ていたもも組の女の子が「いいなー、私たちも行きたかったな。」と。自分たちは訪問できないことをしっかり理解しています。「そうだよね、ごめんね。でもちゃんと先生たちがみんなの気持ちを届けてくるね。」と言いました。すると、「うん。コロナだからでしょ?先生たちもコロナにならないように気を付けてね!」とその子の気持ちを言葉で伝えてくれました。新型コロナウイルス感染症感染予防のために、みんなで施設訪問ができないことを子どもなりに理解し、本当は自分も行きたかったけれど仕方ない、先生たちも気を付けてね、ということをこんな風に言葉で表現してくれるんだと感動しました。
年に1回の花の日。改めて神様に思いを向け感謝をする日ではありますが、私たちは日々神様に守られながら過ごしています。今回もも組の子との会話を通して、一日一日が子どもにとってとても大切な時間であることを改めて感じました。それは特別な行事であってもなくてもです。園で行ういわゆる「行事」は、それだけが独立しているのではなく、日々の保育の延長線上にあるものと考えています。日々の生活の積み重ねがとても大事なのです。その瞬間に自分が相手にどんな言葉をかけたか、どんな表情で接したか…ともすると忘れてしまうような些細な一瞬一瞬の積み重ねが、子どもに影響を与えていくのだと改めて思うのです。大人も一人の人間ですので、怒れることも悲しいこともあります。そんな時は深呼吸。(頭で分かっていても実際には深呼吸もなかなかできないのですが…)子どもと一緒にその時の出来事を振り返ってみると良いかもしれません。人は自分に「共感」してもらえるととても安心します。子どもも同じです。悪いことも良いことも、まずは信頼できる大人に気持ちを共感してもらえるとその後の育ちにつながっていきます。そんなふうに思いながら、相手が大人でも子どもでもその瞬間を大事に関わり合いができたらいいなと思います。
最後に、今年は夏の夕涼み会を縮小して行うこととし、父母の会の役員の皆様はじめ保護者の皆様にはご理解いただきありがとうございます。今後の行事も、縮小や中止となることがあるかと思いますが、今年はその都度考えお知らせしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。