聖隷佐倉市民病院は、千葉県佐倉市の地域に根差した中核病院。腎臓病・脊椎脊髄疾患・がん治療における高度な医療技術に対応。
薬の調剤、製剤、抗がん剤の混注、病棟業務、DI業務など、薬に関する業務を行っています。
私たちは、安全で質の高い医療(薬物治療)を提供するために、医療者や患者さんから必要とされる薬剤師となるよう薬剤師としての資質の向上に努め、患者さんが適切で安全な薬物治療を行えるよう支援し、地域医療に貢献します。
<ビジョン>
薬剤師1人1人が自信を持って自主的にチームの一員として、薬剤師の職能を発揮する
薬剤師がチームの一員として参画するには、薬の専門家として責任のある対応と発言が必要となります。そのためには、1人1人がいろいろなことを広い視野で学び、資質の向上に努めなければなりません。当院薬剤科には、症例検討や勉強会を通じて皆で学び、考える場があります。
当薬剤科は、薬剤師23名(男性7名、女性16名)、事務職員3名で日々業務を行っています。
入院患者さんへの服薬指導やカンファレンス参加、各医療チームへ参加し活動しています。また、医師や看護師をはじめとした他職種との連携や地域薬剤師会、近隣医療機関との連携などを積極的に行っており、院外処方せんは約97%の発行率となっています。
さらに薬学生の実務実習を受け入れ、将来を担う薬剤師の育成とスタッフ個々のキャリア支援を構築し、自己研鑽と人材育成への取り組みを行っています。
薬剤科長 富田 歩子
各病棟へ薬剤師を配置し、病棟常駐業務を行う中で、入院患者さんの適正で安全な薬物治療に貢献しています。また、医療チーム(感染制御チーム(ICT)、栄養サポートチーム(NST)、緩和ケアチーム、循環器チーム、褥瘡対策チーム等)に参加して活動しています。病棟以外にも、外来通院治療室や透析センター、手術室へも薬剤師を配置して活動しています。地域の薬剤師会をはじめ、他医療機関との薬剤師同士の連携を積極的に行っています。
スタッフ1人1人が職場の課題に気づき、仲間と協力して解決に向けて取り組む姿勢を大事にしており、「患者さんのために」という視点を忘れずに、広い視野を意識して日々の業務に取り組んでいます。「やりたい」「やってみたい」のチャレンジ精神を大切にして個々が目指す未来へ向けて一緒に歩んで行きます。
薬は正しく使うこと(適正使用すること)ではじめて望まれた効果が得られます。私たち薬剤師は、患者さんが安心して治療に臨めるよう、薬に関する様々な場面で支援します。
離職者が少なく明るく楽しい職場で、経験年数に関係なく意見が反映されやすい職場風土です。資格取得を推奨しており補助が出るので、資格取得を目指す方は積極的にチャレンジすることができます。逆にジェネラリストとして幅広い分野で活躍している薬剤師もたくさんいます。また、子育て世代のパパやママも多く、育休復帰プログラムにより、育休復帰後も安心して働くことができます。何でも相談しやすい環境ですので、何かあればすぐに相談に乗ってもらえて安心する、といった声も聞かれます。
他部署からは、仲の良い職場と言われますが、仲が良いだけではなくきちんと結果を出す職場でありたいと思います。
グループ病院との交流としては学術発表会等の合同研修会がありますので、他の地域の薬剤師と共に広い視野で学ぶことができます。また、各病院に資格取得者がいますので、資格取得を目指す際に相談することもできます。
話を聞いてみるだけでも構いません。ぜひ見学に来ていただき、実際の雰囲気を感じてくださいね。
出身校 | 人数 |
---|---|
東邦大学 | 6名 |
日本大学 | 3名 |
城西大学 | 2名 |
星薬科大学 | 2名 |
千葉科学大学 | 2名 |
慶応義塾大学 | 1名 |
千葉大学大学院 | 1名 |
帝京平成大学 | 1名 |
東京薬科大学大学院 | 1名 |
北海道医療大学 | 1名 |
武蔵野大学 | 1名 |
明治薬科大学 | 1名 |
横浜薬科大学 | 1名 |
2025年1月時点
がん薬物療法認定薬剤師 | 1名 |
外来がん治療専門薬剤師 | 1名 |
感染制御認定薬剤師 | 1名 |
抗菌化学療法認定薬剤師 | 1名 |
周術期管理チーム薬剤師 | 1名 |
日病薬病院薬学認定薬剤師 | 3名 |
栄養サポートチーム専門療法士 | 6名 |
認定実務実習指導薬剤師 | 5名 |
腎臓病療養指導士 | 2名 |
腎代替療法専門指導士 | 1名 |
骨粗鬆症マネージャー | 1名 |
心不全療養指導士 | 1名 |
日本大学認定薬剤師 | 1名 |
千葉県糖尿病療養指導士 | 1名 |
日本医療薬学会医療薬学専門薬剤師研修施設