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【奈良ニッセイエデンの園】職員の働き方を情報でサポート



施設:奈良ニッセイエデンの園
日付:2025年08月20日
エデンの園各施設では、職員が業務を通じて関心を持ったテーマを自ら選び、1年から数年かけて研究を行い、その成果を発表する「実践研究発表会」が年に一度開催されます。
今回、奈良ニッセイエデンの園 運営管理課総務係が着目したのは「扶養の壁」。総務係では、これまで職員より「最低賃金の上昇・特別手当の臨時支給等により、年収が扶養範囲内の103万円を超える可能性があるのでどうしたら良いか」と度々相談があり、アドバイスを行ってきました。パート職員が「扶養の壁」を意識し働き控えをしていること、特に曖昧な情報や扶養から外れた場合のデメリットのみを考慮して扶養範囲内で働くことを選んでいることに問題点を見出し、パート職員を対象に「扶養の壁」勉強会を開催し、情報を得ることによっての意識変化について研究を行いました。
研究・発表担当になったのは、入職1年目の遠藤鮎美さん。社会保険について自らも勉強し、その内容が可視化された資料を用いて行った「扶養の壁」勉強会は、「情報は耳にしていても、深くは知らなかった事を沢山教えてもらえた。」「今の生活や手取り額も大事だが、年金の受け取り額や将来について考えるきっかけになった。」等、パート職員の意識改革に繋がりました。
2月に奈良ニッセイエデンの園内での「実践研究発表会」を経て、7月に開催された『第4回有料老人ホーム実践研究発表会』(日本老人福祉財団と聖隷福祉事業団との合同発表会)での発表で会場投票による会場賞を受賞することができました。
受賞のあいさつでは「総務係は、ご入居者・ご利用者をケアする職員の皆様をサポートする係。この施設で働いている間も老後も幸せに過ごせて、ここで働いて良かったと思っていただけるように努力したい。」と今後の意気込みを語りました。