診療科のご案内

ごあいさつ

磯貝 聡 センター長
日本では少子高齢化の進行に伴い認知症の人の数とその割合が増え続けています。65歳以上の高齢者の約7人に1人は認知症で、約4人に1人が認知症または軽度認知障害と推計されています。このままいくと令和7年には認知症の人が700万人になると予想されています。このため平成24年には認知症施策推進5カ年計画が制定され、平成27年の認知症施策推進総合戦略、令和元年の認知症施策推進大綱を経て、令和5年7月には共生社会の実現を推進するための認知症基本法が成立しました。その基本的施策の中では認知症の人への国民の理解の増進、バリアフリー化の推進、社会参加の機会の確保、意思決定の支援及び権利利益の保護、保健医療/福祉サービスの提供体制の整備、相談体制の整備、研究等の推進、認知症の予防等が掲げられています。
当院は平成25年7月22日に基幹型認知症疾患医療センターの指定を受け、認知症の速やかな鑑別診断や、行動・心理症状(BPSD)と身体合併症に対する急性期医療、専門医療相談、関係機関との連携、研修会の開催等の役割を担っています。当センターでは地域の認知症専門医療機関、精神科病院、総合病院や診療所等と密な連携をとりながら、専門的な認知症の診療を行うとともに、認知症の人の身体合併症及び周辺症状の入院治療を行い、地域全体で認知症の人に対する適切な医療・介護サービスを提供できる体制を構築していく事を目標としています。また当院では肺炎や骨折等の様々な身体合併症で一般病棟に入院される認知症やその予備軍の人たちが安心して入院生活を送れるような取り組みを積極的に行っています。看護師と医師をはじめとした多職種で構成された「認知症・せん妄ケアサポートチーム」が一般病棟での療養をサポートしており、院内での認知症に関する研修も積極的に行われています。
当院は平成25年7月22日に基幹型認知症疾患医療センターの指定を受け、認知症の速やかな鑑別診断や、行動・心理症状(BPSD)と身体合併症に対する急性期医療、専門医療相談、関係機関との連携、研修会の開催等の役割を担っています。当センターでは地域の認知症専門医療機関、精神科病院、総合病院や診療所等と密な連携をとりながら、専門的な認知症の診療を行うとともに、認知症の人の身体合併症及び周辺症状の入院治療を行い、地域全体で認知症の人に対する適切な医療・介護サービスを提供できる体制を構築していく事を目標としています。また当院では肺炎や骨折等の様々な身体合併症で一般病棟に入院される認知症やその予備軍の人たちが安心して入院生活を送れるような取り組みを積極的に行っています。看護師と医師をはじめとした多職種で構成された「認知症・せん妄ケアサポートチーム」が一般病棟での療養をサポートしており、院内での認知症に関する研修も積極的に行われています。
外来で認知症の鑑別診断や治療をご希望の方や、認知症に関する諸症状のため自宅で過ごせず入院を希望される場合には、まずかかりつけ医にご相談ください。かかりつけ医がない場合やどこの医療機関に相談・受診すればよいのか分からない時、その他認知症に関する相談がある場合には当センターの相談ダイヤル(053-439-0006)にご相談いただければ専任の相談員が対応致します。
また当院では令和5年12月に発売された新しい疾患修飾薬であるレカネマブ(商品名:レケンビ)の投与にも対応しています。この薬はアルツハイマー型認知症の原因となる脳内に溜まったアミロイドという物質の除去を促進することで根本的な治療ができる薬として期待されています。治療を行うに当たっては正確な診断と安全性の確認のための諸検査がありますので、詳しくは専門外来受診の際におたずねください。
また当院では令和5年12月に発売された新しい疾患修飾薬であるレカネマブ(商品名:レケンビ)の投与にも対応しています。この薬はアルツハイマー型認知症の原因となる脳内に溜まったアミロイドという物質の除去を促進することで根本的な治療ができる薬として期待されています。治療を行うに当たっては正確な診断と安全性の確認のための諸検査がありますので、詳しくは専門外来受診の際におたずねください。
スタッフ
| 氏名 | 職位 | 卒年 | 専門領域・認定医・専門医 |
|---|---|---|---|
| 磯貝聡 | センター長 精神科部長 |
1996年 |
|
| 西村克彦 | 精神科部長 | 2000年 |
|
| 佐野 博康 | 脳卒中科部長 | 2011年 |
|
2024年1月1日現在
ご利用方法
鑑別診断・治療を受けたいとき
認知症の鑑別診断・治療はもの忘れ外来で行います。紹介予約制となりますので、まずはかかりつけ医にご相談ください。
ご予約方法
| 予約窓口 |
0120-811-559 / 053-439-0001 医療機関(かかりつけ医など)を通じてお電話ください |
|---|---|
| FAX | 053-439-0002 |
| 受付時間 | 月曜日~金曜日:8時30分~19時00分 土曜日:8時30分~13時00分 |
| 担当 | 地域医療連携室(患者サポートセンター内) |
専門医療相談を受けたいとき
医療・介護・福祉に関する相談をお受けしています。
ご利用方法
| 相談窓口 |
053-439-0006 相談は無料です |
|---|---|
| 受付時間 | 月曜日~金曜日:9時00分~17時00分 |
| 担当 | 医療相談室(患者サポートセンター内) |