入院に関するよくあるご質問

Q
ホスピス病棟に入院したらがんの治療は受けられないのでしょうか?A
ホスピスでは抗がん剤などを使用したがんに対する根本的な治療はおこなっておりません。がんに関連した痛みや嘔気など苦痛な症状に対する治療を中心におこなう病棟になります。体調が整い、抗がん剤の再開を希望する場合はホスピス病棟を退院して治療を受けていただきます。Q
ホスピス病棟に入院したらがん以外の治療は受けられないのでしょうか?A
そのようなことはありません。肺炎になれば抗生剤を使用するなど肺炎に対する治療をいたします。また、例えば皮膚炎にかかった場合には、院内の皮膚科の先生に診察を依頼するなど他の診療科と協力して治療をおこなっていくこともあります。Q
ホスピス病棟に入院すると退院できないというイメージがあるのですが…。A
看取りのイメージがあるのでしかたありませんが、実際に退院される患者様は増えています。ホスピスは最期の時を過ごすところだけではなく、症状コントロールを目的に1~2週間の入院や場合によっては抗がん剤治療の合間の療養の場として利用することができます。決して退院できない病棟ではありません。Q
ホスピス病棟に入院したら点滴はしてもらえないって本当ですか?A
そのようなことはありません。ホスピス病棟でも、今まで入院していた病棟でおこなっていた点滴は継続できます。但し、むくみや、腹水が貯まるなどの症状が出現した場合には、症状のコントロールのために減量などご相談させていただきます。Q
ホスピス病棟に入院したら、保険がきかないと聞きましたが、かなり高額になるのでしょうか?A
ホスピス病棟での治療は保険診療です。また、高額療養費や限度額適用認定証にも該当いたします。詳しい金額は患者様の加入している保険(国保、社保、老保など)によっても異なります。がん相談支援センター(患者サポートセンター内)やホスピス病棟に詳しい資料がございます。遠慮なくご相談ください。Q
ホスピス病棟の入院期間は民間のがん保険入院給付金の適用となりますか?A
適用となる場合が多いですが、ご契約内容により対象とならない場合もあるようです。事前にご加入の保険会社にご確認をお願いいたします。Q
ホスピス病棟では民間療法はできますか?A
ご自身やご家族でおこなうのであれば可能です。但し、こちらから積極的におすすめすることはしておりません。また、身体に明らかに負担となる場合や害があると判断した場合には使用を許可できないこともあります。Q
ホスピス病棟に入院した場合に、24時間付き添いが必要ですか?A
必ず付き添いをお願いするということはありません。但し、個室ということもあり患者様が安心して過ごすために、患者様の病状が変化した場合など、こちらで付き添いが必要と判断した場合には、ご相談させていただきます。Q
個室での喫煙はできますか?A
病院の療養環境向上のため、病院敷地内は原則禁煙となっておりましたが、「健康増進法の一部を改正する法律」の施行に伴い、2019年7月1日より、ホスピス病棟内も含め、敷地内全面禁煙とさせていただきます。