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「ありがとう」から広がる温かい気持ち

猛暑が続きますが、子どもたちは夏の遊びを元気いっぱい楽しんでいます。今週末の夕涼み会を前に、それぞれのクラスで『夕涼みごっこ』を楽しんでいる子どもたち。夕涼み会開催にあたり、保護者会役員の皆様をはじめ、多くの方に準備、そして当日のお手伝いにお力添えをいただき、感謝申し上げます。土曜日には、子どもたちと保護者の皆様と一緒に素敵な時間を過ごせることを楽しみにしております。
さて、先日さくら組・いちょう組と礼拝を守ったときのことです。子どもたちが退場する前に一人一人の頭を撫でていく時に、ニコニコしながらこちらをみて座っているAちゃんの姿がありました。私がいつものように、両手で頭をなでていくと『待っていました!』というように、「ありがとう」と声をかけ、満足そうに部屋へ戻っていったAちゃん。いつもの流れで“当たり前”になっていたことが、Aちゃんからの「ありがとう」の一言で、“特別”に感じられた出来事でした。また、Aちゃんの隣に座っていたB君も、少し恥ずかしそうに「ありがとう」と言ってから席を立ちました。次の子も、その次の子も…。Aちゃんの「ありがとう」から温かい雰囲気が広がり、どの子もニコニコしながら嬉しそうに「ありがとう」と言ってくれる姿に、私もとても嬉しくなりました。毎日の“当たり前”になっている中にも、意識して目を向けてみるとたくさんの「ありがとう」が溢れています。そのことを無意識に知っている子どもたちから学ばせてもらい、感謝の気持ちを大切にしながら毎日を過ごしていきたいと思います。
暑い夏はまだまだ続きそうですが、熱中症などに注意を払いながら夏を楽しみたいと思います。
園長 二村郁枝