朝夕過ごしやすくなり、夜の虫の賑やかな声にようやく秋の訪れが感じられるようになってきました。
9月は避難訓練や引き渡し訓練を通して、改めて災害に対する備えについて考える機会をもつことができました。こども園幼児クラスでは災害時に水や電気が使えないことを想定し、自分たちで水を用意(バケツリレー)してみたり、アルファ米でのおにぎり作り等、非常食体験を通していつもとは違う給食を体験してみたりする等、体験を通して災害が発生したときにどういう状況になるのか、また自分たちにはどんなことができるのかを考える機会となりました。1歳児、2歳児クラスでは園舎東側の避難滑り台を使って園庭へ避難する体験をしました。また、かるみあでは新聞紙で作る非常スリッパ作りを保護者の方にも一緒に体験していただくことができました。引き渡し訓練には保護者の皆様もご参加くださりありがとうございました。地震体験車は残念ながら雨天のため中止となってしまいましたが、次年度以降も引き続き計画し、防災への意識を高める機会としていきたいと思います。
9月7日(土)には静岡県の家庭教育支援員による『家庭教育講座』を実施することができました。今回は、静岡県家庭教育ワークシート「つながるシート」を用いて、①乳児クラス対象「楽しみながら子育て!(子育てを楽しむために)」、②幼児クラス・かるみあ対象「イライラと上手に付き合う(子どもの成長を見守る)」のテーマのもと保護者同士のディスカッションを中心に進められました。最初は少し緊張気味だった方も、アイスブレイクゲームを通して表情が和らぎ、柔らかい空気感の中で話をしていただけたのではないでしょうか。今回家庭教育講座で使用した「つながるシート」には、親同士がつながる、悩みや不安の軽減につながる、子どもの健やかな成長につながるシートという意味合いがあるようです。今回は同じクラスの保護者同士でディスカッションのグループを作りました。同じ年齢発達のお子さんをもつ保護者の方同士、子育てについて意見を交換したり、悩みや不安について相談したり、新しい情報を得たりしながら共にお子様の育ちを支えていく“仲間”として、つながる機会となりましたら幸いです。
さて、先日幼児クラスの子どもたちのもとに、とかげ王国から手紙が届きました。このとかげ王国との手紙のやりとりは、今年5月に子どもたちが捕まえたトカゲが産卵し、園でお世話をしていたころに始まりました。実は捕まえた4匹のトカゲたちはとかげ王国の王子様と大臣たちだったという手紙をもらい、大盛り上がりの子どもたち。大事なトカゲたちに加え、園で生まれた3つのたまごのお世話まで任されてしまい責任重大です。年長組のお泊り保育の前には無事にたまごから赤ちゃんトカゲが3匹孵化し、お泊り保育で出かけた「ならここの里」がトカゲ王国だったのかも!?ということに地図を見て気づいた子どもたちでした。そんなやり取りを経て、とかげ王国とのつながりができた子どもたちでしたが、今度はもみじ組(年少児)のクラスにも手紙が届きました。大きいお兄さん、お姉さんのことをよく見ていたもみじ組の子どもたちも「手紙を書こう!」と、一生懸命書いた手紙を紙飛行機にして飛ばしました。とかげ王国にあるむしこども園の虫たちを探したり、虫たちの動きを真似してどんな動きができるのかを手紙で聞いてみたり…。子どもたちととかげ王国とのやりとりはまだまだ続いていきます。
子どもたちは豊かな想像の世界でイメージを膨らめ、また仲間と共有することで遊びを深めています。私たち大人も、子どもたちと共に“とかげ王国とつながっているこども園の世界”を楽しんでいけるよう、日々、感性を磨きながら豊かな子どもたちの世界を一緒に楽しんでいきたいと思います。
園長 二村 郁枝
9月は避難訓練や引き渡し訓練を通して、改めて災害に対する備えについて考える機会をもつことができました。こども園幼児クラスでは災害時に水や電気が使えないことを想定し、自分たちで水を用意(バケツリレー)してみたり、アルファ米でのおにぎり作り等、非常食体験を通していつもとは違う給食を体験してみたりする等、体験を通して災害が発生したときにどういう状況になるのか、また自分たちにはどんなことができるのかを考える機会となりました。1歳児、2歳児クラスでは園舎東側の避難滑り台を使って園庭へ避難する体験をしました。また、かるみあでは新聞紙で作る非常スリッパ作りを保護者の方にも一緒に体験していただくことができました。引き渡し訓練には保護者の皆様もご参加くださりありがとうございました。地震体験車は残念ながら雨天のため中止となってしまいましたが、次年度以降も引き続き計画し、防災への意識を高める機会としていきたいと思います。
9月7日(土)には静岡県の家庭教育支援員による『家庭教育講座』を実施することができました。今回は、静岡県家庭教育ワークシート「つながるシート」を用いて、①乳児クラス対象「楽しみながら子育て!(子育てを楽しむために)」、②幼児クラス・かるみあ対象「イライラと上手に付き合う(子どもの成長を見守る)」のテーマのもと保護者同士のディスカッションを中心に進められました。最初は少し緊張気味だった方も、アイスブレイクゲームを通して表情が和らぎ、柔らかい空気感の中で話をしていただけたのではないでしょうか。今回家庭教育講座で使用した「つながるシート」には、親同士がつながる、悩みや不安の軽減につながる、子どもの健やかな成長につながるシートという意味合いがあるようです。今回は同じクラスの保護者同士でディスカッションのグループを作りました。同じ年齢発達のお子さんをもつ保護者の方同士、子育てについて意見を交換したり、悩みや不安について相談したり、新しい情報を得たりしながら共にお子様の育ちを支えていく“仲間”として、つながる機会となりましたら幸いです。
さて、先日幼児クラスの子どもたちのもとに、とかげ王国から手紙が届きました。このとかげ王国との手紙のやりとりは、今年5月に子どもたちが捕まえたトカゲが産卵し、園でお世話をしていたころに始まりました。実は捕まえた4匹のトカゲたちはとかげ王国の王子様と大臣たちだったという手紙をもらい、大盛り上がりの子どもたち。大事なトカゲたちに加え、園で生まれた3つのたまごのお世話まで任されてしまい責任重大です。年長組のお泊り保育の前には無事にたまごから赤ちゃんトカゲが3匹孵化し、お泊り保育で出かけた「ならここの里」がトカゲ王国だったのかも!?ということに地図を見て気づいた子どもたちでした。そんなやり取りを経て、とかげ王国とのつながりができた子どもたちでしたが、今度はもみじ組(年少児)のクラスにも手紙が届きました。大きいお兄さん、お姉さんのことをよく見ていたもみじ組の子どもたちも「手紙を書こう!」と、一生懸命書いた手紙を紙飛行機にして飛ばしました。とかげ王国にあるむしこども園の虫たちを探したり、虫たちの動きを真似してどんな動きができるのかを手紙で聞いてみたり…。子どもたちととかげ王国とのやりとりはまだまだ続いていきます。
子どもたちは豊かな想像の世界でイメージを膨らめ、また仲間と共有することで遊びを深めています。私たち大人も、子どもたちと共に“とかげ王国とつながっているこども園の世界”を楽しんでいけるよう、日々、感性を磨きながら豊かな子どもたちの世界を一緒に楽しんでいきたいと思います。
園長 二村 郁枝