暖かな日差しのもと、入園・進級の時期を迎えました。
今年度も聖隷こうのとり富丘が掲げている“その人(子ども)らしく その家族らしく 未来を描けるように”というテーマの下、様々な専門性を持った職員が一丸となり、子どもたち一人一人が尊重され、大切にされる保育・療育を目指して、微力ではありますが精一杯努めてまいります。
さて、聖隷こうのとり富丘では、こども園・かるみあ・訪問看護ST合わせて3名の新しい職員が加わり、15名の新入園児を迎え、令和7年度の保育・療育が始まりました。年度末特別保育期間には、家庭保育のご協力をいただきありがとうございました。お陰様で職員研修の機会が与えられました。聖隷保育園・こども園の全体研修会では磐田地区4園の職員が集い、「キリスト教保育について考える」をテーマに、中遠教会にて学びの時をもつことができました。保育・療育の場面では目に見えるものばかりではなく、子どもたちの目に見えない育ちを大切にしています。育ててくださる神様、そして子どもたちの育つ力を信じ、“目に見えない”けれども“確かにあるもの”をしっかりと捉えられるよう、目を向け、心を向けていきたいと思います。
また、園内ではこども園・かるみあ・訪問看護の3事業の職員が、ワーキングループでの取り組みについて話し合う時間をもつことができました。今年度は「散歩」「絵本」「音楽あそび」「クッキング」「手作りおもちゃ」のテーマで、子どもたちや利用者様への支援の充実を目指します。
今年度も、神さまが与えてくださった出会いに感謝し、保護者の皆さまと共にお子さまの育ちに関わり、成長を喜び、心を通わせて一緒に子育てをしていきたいと思っております。そして、“子どもたち”と同じく、保護者の皆様も神さまに愛されている大切な存在です。保護者の皆様にとっても安心できる場所・心地よい場所であるよう努めていきたいと思います。
新入園また新クラスへの進級で、戸惑うことや不安なこともあるかと思いますが、どんなことでもお声かけください。今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。
園長 二村 郁枝