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6月の聖句

「わたしは植え、アポロは水を注いだ。しかし、成長させてくださったのは神です。」
コリントの信徒への手紙1 3章6節 


聖隷三方原病院  池谷 明高
紫陽花も色づき始めました。小さな花が集まって全体を形作っている姿は、私たちと同じです。聖書では私たちを、主イエスを頭(かしら)とする体にたとえています。それぞれが手や足、目や耳など体のどこかの働きを与えられています。どの部分も、働きも、神さまのからだにおいては無くてはならないものです。そしてそれらの働きを支え、完成させるのは神さまです。
花が咲くのも、果物の実がなるのも、嵐が静まるのも、濁った水の泥が沈んでいつか透明になるのも、人の心が成長するのも、何かが出来るようになるのも、神さまの働きによるもの、私たちの働き、出来ることはほんの一部です。大切なことは、その神さまの働きに委ねることです。自分一人で頑張らず、誰かの助けを借りる、誰かと一緒に力を合わせる。そして委ねて待つ。花が咲く時があり、嵐が静まる時があり、こどもが何か出来るようになる、成長する時があります。その時を神さまに委ね、あせらず、祈りつつ待つのです。神さまの体の一部として、どのような働きを与えられているのかを常に考えながら、共に歩んで参りましょう。