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8月の聖句

「わたしは雲の中にわたしの虹を置く。」
創世記9章13節


聖隷三方原病院 池谷 明高
虹は洪水を起こした神様が、二度と人間を滅ぼさないという約束されたときのしるし、古い契約です。では人間との新しい約束のしるしは何か。それは十字架です。神様は子なるイエスを人の子としてこの世に送り、人間の罪の赦しと救いのために、人間の身代わりとなって十字架にかかり、三日後に復活します。
犠牲なしに収穫無しという言葉が示すように、私達の社会にも避けられない犠牲があります。事故、災害、紛争での犠牲、こどもや高齢者、外国人労働者などの社会的弱者の犠牲、人を救う、社会を変えるための犠牲。アンパンマンは、自分のからだをちぎって与え、仲間を助けます。イエスも同じように、自分のからだをパンとして与えました。そのパンは言葉として人を生かします。犠牲とは、そこに献げられた命があるということ。子供達も私達も、この命の言葉を頂き、養われ育てられます。虹や十字架を見上げるとき、多くの命によって、神の命によって生かされていることを子供と一緒に思い起こし、感謝の時としたいです。