グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム  > 今月の聖句  > 10月の聖句

10月の聖句

「羊は一人の羊飼いに導かれ、一つの群れになる。」
ヨハネによる福音書10章16節


聖隷三方原病院   池谷明高 
神様は私たちを孤独にはさせない方です。だからこそ私たちを一つの群れにし、羊飼いとして私たちを導きます。それは神様ご自身が、一人であろうとはされない方だからです。三位一体という言葉が示すように、一人の神様の中に、父と子なるイエスと聖霊(見えない神の力、神の言葉)の関係をもっておられます。
それは例えば、一人の人間が女性とされ、家族との関係では子でありまた母親であり、長女や妹であり、夫婦の関係では妻であり、職場では何かの役職を持つ存在であるのと同じです。誰かとの関わりの中で、異なる顔を持ち、働きがあり、一つにされます。
 こどもたちもこの群れの中で生活します。わかばの群れです。群れが一つとされるとき、一つのものを分かちあっています。良いものも悪いものも、喜びも悲しみも、すべて皆で分かち合います。苦しみ悲しみは半分、いやそれ以下にされ、喜びは何倍にもされます。一つにされるところでは、互いに赦しあい、愛し合っています。一人ひとりが、神様のからだの大切な部分とされ、生かされています。誰もが神様によって一つになろうとすれば、そこには心の平安があり、豊かな恵みがあるのです。