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毎日の健康を支える「バイタルサイン」


バイタルサイン」という言葉を聞いたことがありますか?
バイタルサインとは、体温・血圧・脈拍・呼吸など、生命の状態を示す基本的な指標のこと。
健康管理で大切なのは、“いつもの自分”を知ることです。調子が悪くなってから測るのではなく、「普段の自分の値(ベースライン)」を知っておくことで、「いつもと違うかも」という変化に気づきやすくなります。

自宅でできる「バイタルサイン」測定のポイント

体温:朝の「平熱」を知る
体温は時間帯で変動します。「朝起きてすぐ」の平熱を知ることで、風邪だけでなく、自律神経の乱れや疲れの目安になります。

血圧:毎日同じ条件で
「朝、トイレを済ませた後、座って2分程度休憩してから」測ることをおすすめします。1回の測定値だけで判断せず、毎日の記録から「普段より高い・低い」といった傾向を見ることが大切です。
若い世代にとっても、血圧を知ることは生活習慣を見直すきっかけになります。
脈拍:「速さ」と「リズム」に注目
血圧計に表示される数値で確認できます。「トントントン」と規則正しいか、いつもより速すぎないかなどを確認してみましょう。脈拍は、運動やストレス、脱水などによっても変化します。

呼吸:リラックスして確認
普段は意識しませんが、「息苦しい」「階段でいつもより息が上がる」といった変化は、肺や心臓からのサインかもしれません。

体重:急激な増加は「水分」のサイン
体重が短期間で急に増えたときは、脂肪や筋肉が急に増えたのではなく、体に水分がたまっている可能性があります。
特に心臓の働きが低下すると、尿の排出が上手くできないなど、体内に水分が溜まってしまい、むくみや体重増加につながることがあります。
「1週間で2キロ」は要注意!体がSOSを出しています。我慢せず、早めにかかりつけ医へ相談してください。

測ったら「記録」しておきましょう

せっかく測ったバイタルサインも、数値だけでは変化に気づきにくいことがあります。
測定した体温・血圧・脈拍・体重などは、ノートやスマートフォンのアプリなどに記録しておきましょう。
その記録が、何よりの「診察のヒント」になります。

健康管理の第一歩は、「いつもの自分」を知ること。

毎日すべてを測るのが難しい場合は、できることから始めてみましょう。
小さな変化に気づく習慣が、健康を守ることにつながります。
執筆者:慢性心不全看護認定看護師 宍倉
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