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CTとMRIはどう違う?最新の「AI」技術で進化した2つの検査


病院でよく耳にする「CT検査」と「MRI検査」。
見た目はよく似ていますが、画像をつくる仕組みや得意な検査には違いがあります。
近年では、AI(人工知能)を活用した画像処理技術も進歩しています。

今回は、CTとMRIの違いと、進化する画像診断技術についてご紹介します。

CTとMRI、何が違うの?

CT検査 ― 短時間で体の中を幅広く観察

CT検査は、X線を使って体の断面を撮影する検査です。
肺や骨、血管の石灰化などの観察を得意とし、頭部や胸部、腹部など、体のさまざまな部位の診断に利用されています。
検査時間が比較的短いため、救急診療など、すばやく体の状態を確認したい場合にも広く使われています。
CTでは放射線を使用しますが、当院では診断に必要な画質を保ちながら、できるだけ放射線量を抑えるよう管理して撮影しています。

CT検査装置

MRI検査 ― 放射線を使わず、体の組織を詳しく観察

MRI検査は、強い磁場と電波を使って体の中を画像にする検査です。
脳や神経、筋肉、靭帯、関節、骨盤内の臓器などを詳しく観察することを得意としています。X線を使わないため、放射線による被ばくはありません。
検査時間はCTより長く、多くの場合20~30分程度かかります。また、トンネル状の装置の中で検査を行い、撮影中には大きな音がします。
当院では耳栓をご用意するなど、安心して検査を受けていただけるよう配慮しています。

MRI検査装置

AI技術で進化する画像診断

近年、CTやMRIでは、AI技術を活用した画像処理が進歩しています。
CTでは、AIを活用することで画像のざらつきを抑え、体の中の情報をより見やすくすることができます。また、同じ程度の画質を保ちながら、放射線量を抑えて撮影することも可能になります。
MRIでも、画像のざらつきを抑えたり、より細かな画像を撮影したりすることで、体の中の情報をより見やすくすることができます。
また、同じ程度の画質を保ちながら、検査時間を短縮することも可能になります。
当院では、今後MRIにもAI技術を活用した機能を導入する予定です。
こうした技術を活用しながら、より見やすい画像の提供と、患者さんの負担軽減につなげていきます。

CTとMRIは、目的に合わせて使い分けます

CTとMRIには、それぞれ得意な分野があります。
どちらが優れているということではなく、調べたい病気や部位、患者さんの状態に合わせて、適した検査を選びます。
当院では、医師が検査の目的や患者さんの状態を確認し、必要な検査を選択しています。
CT・MRIともに、より正確な画像を撮影するためには、検査中に体を動かさないことが大切です。

検査について不安なことや気になることがありましたら、遠慮なくスタッフへお声がけください。

執筆者:放射線技師 代田
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