社会福祉法人聖隷福祉事業団
高齢者公益事業部採用情報
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Q and A
「有料老人ホームで働く介護職、看護職の仕事が具体的にイメージできない。どんな仕事をしているの?」
この質問に対する答えのほか、私たちがよくお聞きする質問、みなさんが関心をお持ちでもなかなか聞きづらい質問に対して、なるべく率直にお答えします。
私たちの運営する有料老人ホームは、一部を除き「介護付有料老人ホーム」です。介護等のサービスが付いた高齢者向けの住まいで、お元気なときにご入居いただきます。入居時の平均年齢は70代半ばです。自立者に対しては、趣味、サークル活動、施設行事等を通じて充実したセカンドライフを過ごしていただくことを施設は支えています。医療が必要になったときは、付属診療所または協力医療機関等で治療を受けることができます。介護が必要になったときは、施設内の介護居室に引っ越していただき、ケアを提供しています。ご入居者は、入居されてからおおむね15年を施設で過ごします。
「ここに入居してよかった」と1人でも多くの方々に実感していただけるサービスを提供することが、私たちの仕事です。
介護職、看護職の方は、こちらの動画をご覧いただくと、仕事のイメージがしやすいと思います。
https://www.seirei.or.jp/eden/recruit/#special
「有料老人ホームでは介護を学ぶことができない」。現在でも、このように考えている介護職の方が少なくないようです。このことを私たちはとても残念に思います。結論からいえば、私たちの有料老人ホームでも介護を学ぶことができます。私たちの運営する有料老人ホームには、毎年10名以上の新卒介護職員が入職しています。新卒として入職し、現在は職場長や施設長として活躍されている方々もたくさんいらっしゃいます。
私たちの有料老人ホームは、入居時自立の施設がほとんどですが、どの施設も介護居室を備えています。入居時には自立でも加齢とともに介護認定を受けられ、要支援1~要介護5まで、さまざまな方々が私たちの施設で生活されています。特別養護老人ホームの利用者はおおむね要介護3以上ですが、私たちの施設では、自立期から看取り期まで、さまざまな高齢者と関わることができます。
エデンの園での看護師の職場は、エデンの園(有料老人ホーム)か、エデンの園に付属する診療所のいずれかです。患者さんのほとんどはエデンの園のご入居者です。
付属診療所の外来では生活習慣病や整形外科などの看護、入院では一時的な体調不良や慢性期の疾患等の看護を行います。しかし、診療所と有料老人ホームの全ご入居者の健康管理を担うという面においては、ご入居者の疾患や病状、背景は多岐にわたります。そのため必要とする看護の幅も広くなり、今までの様々な経験を活かしつつ、積み重ねていくことができます。また、エデンの園では、急性期の病院と比べると、穏やかな時間の流れのなかで、お一人おひとりに寄り添った看護を行うことができます。病院の場合、病棟の看護師が退院後の患者さんにかかわることはほとんどありませんが、エデンの付属診療所の看護師は、退院後のご入居者が有料老人ホームの居室で生活されますので、退院後の日常生活を支えるところまで、かかわることができます。エデンの園の看護師の仕事は、医療だけでなく、ご入居者の生活を多職種で協働しながら支えていくことです。ご入居から終末までご入居者の「生」に寄り添っていけることが、エデンの園で働く看護師のやりがいであり、魅力です。
さまざまなことに力を入れていますが、ここではノーリフトケア®とICTの取組みについてご紹介します。
ノーリフトケア®はご入居者、職員双方の安心安全を高める、押さない、持ち上げない、ねじらない、運ばないケアで、職員にとっては腰痛予防にも繋がります。各施設で学びを深め、実践に取り組んでいます。
ICTの取組みとしては、ご入居者の睡眠の質向上と職員の巡視の負担を軽減するライフリズムナビ®+Dr.、文字や写真では伝わりにくい勘やコツを紙のマニュアルから動画マニュアルに進化させたtebiki、各職員の勤務希望を踏まえ人工知能が瞬時に勤務表を作成するシフトメーションを導入しています。
これからも職員の働きやすさを高めるための取組みを継続していきます。
無資格、未経験で応募するのは、勇気が必要かもしれません。もし私たちの求人情報にご関心がある場合は、メールでもお電話でもいいので、ご遠慮なくご連絡ください。施設見学も大歓迎です。
なお、資格や経験が必要な業務については、求人情報にその旨を記載していますので、あしからずご了承ください。
大丈夫です。ご入職後、職場長、上長等が丁寧に支援いたしますので、安心してご応募ください。
私たちの施設では、新卒、第二新卒、中途採用などさまざまな方々が活躍されています。第二新卒の方も、もちろんご応募いただけます。
施設見学は大歓迎です。私たちは、ご応募の前に施設見学されることをおすすめします。ホームページ等では分からないことがたくさんあります。施設見学で実際に職員やご入居者に接することで、自分が働く姿を想像してみてください。
職種や求人内容によっては、書類選考をさせていただくことがあります。書類選考の有無は、求人情報の記載内容等をご確認ください。なお、選考では面接を重視しています。
応募書類は返却しておりません。ご提出いただいた応募書類は個人情報保護法等に則り、適切に管理いたします。
なるべくご意向に沿えるよう調整いたします。各施設の採用担当者にご遠慮なくご相談ください。
コロナ禍ではオンライン面接を一部で実施していましたが、現在は原則として対面で実施させていただいております。直接お会いしたほうが、お互いがよく理解できると私たちは考えています。ただし、遠方であるなど、やむを得ない事情がある場合は、オンライン面接についてご相談ください。
採用面接は、私たちが応募いただいた皆さんから評価される場だとも思っています。面接の場では、ご遠慮なく気になることをご質問ください。
応募方法は、履歴書等の規定の書類を郵送等でお送りいただきます。応募前に施設見学をしていただくことをおすすめしています。ご遠慮なく施設見学のお申込みをください。選考方法は、基本的に採用面接を重視しています。正職員の場合は、採用面接前に適性検査を受検いただきます。
パート職員の場合は、応募者が多数である場合を除き、数日以内にお返事ができるように努めています。
正職員の場合は、法人内の決裁の関係上、もう少しお時間をいただきますので、ご了承ください。
勤務施設によって異なります。勤務希望施設にお気軽にお問い合わせください。
パート職員は雇用契約で定める職場での勤務となるため、原則として転勤や異動はありません。
正職員は地区限定職と地域総合職があります。いずれのコースも施設内のほか他施設に人事異動となることがあります。地域総合職は、地区限定職よりやや異動範囲が広く設定されています。
具体的にお知りになりたい方は、勤務希望施設にご遠慮なくお問い合わせください。
パート職員の雇用契約の上限は65歳ですが、一定の要件を満たした場合は70歳まで働き続けることができます。
地区限定職、地域総合職の定年は60歳です。希望する場合は、エルダー職員として65歳まで働き続けることができます。
夜勤帯の人数は施設によって異なりますが、施設内に1人だけで夜勤することはありませんので、ご安心ください。夜勤の具体的な配置人数は、勤務希望施設にお問い合わせください。
夜勤の時間帯も勤務施設によって異なりますが、おおむね16時30分~翌日の9時です。
正職員とパート職員の比率は正職員61.5%、パート職員38.5%、男女の比率は男性33.7%、女性66.3%です(2023年10月現在)。
日々の業務は、先輩職員等からOJTを通じて業務を習得します。
OJTのほか、施設内では原則月1回の施設研修(集合研修)、職場内では適宜必要な研修を実施しています。
正職員は階層別研修として、新入職員、2年目職員、中堅職員、役職者に対して法人内の全職種が集まる集合研修を実施しています。
1年以上勤続され、勤務成績が優秀な場合は、その勤務成績や職務遂行能力を考慮し、昇給を行います。
当法人は社会保険完備です。勤務時間等に応じて加入要件に該当される方は、社会保険(健康保険、厚生年金保険、雇用保険)に加入いただきます。
有給休暇は、年度単位で付与されます。
正職員(地区限定職)の場合、初年度は就職月が4月~9月までの場合は10日間、10月~3月は就職月に応じて規定の日数が付与されます。初年度に付与された有給休暇は、就職月から取得できます。勤続年数に応じて有給休暇の付与日数は年度ごとに増え、勤続6年6か月を超えると年度で20日間の有給休暇が付与されます。
パート職員の場合、週の所定労働日数等に応じて、労働基準法に基づく有給休暇が付与されます。詳しくは応募施設にお問い合わせください。
パート職員は、雇用契約時間内で働くことが基本であり、なるべく残業が発生しないように努めています。正職員については、1か月平均の残業時間は12.5時間です(2022年度実績)。
正職員、パート職員ともに、就職後2か月間を試用期間とさせていただきます。心身の健康状態、能力、勤務状況を判断させていただいたうえで、本採用となります。給与や休日等の処遇は、試用期間中も本採用時と同じ条件です。
正職員は60歳定年で、本人の希望及び人事評価によりエルダー職員として65歳の年度末まで引き続き勤務することができます。
諸規則及び育児・介護休業法に基づき、所定の育児休業、介護休業を取得することができます。
正職員の場合、育児休業は最長3年、子が3歳になるまで育児短時間勤務制度などがあります。介護休業は最長93日、介護短時間勤務制度などがあります。
なるべくご希望に沿えるよう対応します。ただし、複数名のお休み希望があった場合等は職員配置の都合上、個別の事情に応じて判断させていただき、ご希望に沿えない場合がありますので、ご了承ください。
正職員の勤続年数は、女性11.9年、男性13.6年、全体で12.5年です(2023年10月現在)。男性のほうがやや勤続年数が長いですが、男女で勤続年数に大きな違いはありません。
当法人は多くの女性が活躍されており、女性活躍推進法に基づく認定マーク「えるぼし」の最上位のランクの認定を受けています。
https://www.seirei.or.jp/hq/corporations/management/woman/
介護職員、看護職員は全施設で制服を無償貸与しています。