女性活躍

女性活躍推進法に基づく認定マーク「えるぼし」の3段階目認定を取得しています！（2016年4月取得）

聖隷福祉事業団では女性の活躍状況が高く評価され、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律（女性活躍推進法）」における認定マーク「えるぼし」の3段階目認定を取得しました

女性活躍推進法では、行動計画の策定、策定した旨の届出を行った企業のうち、一定の基準を満たし、女性の活躍推進に関する状況が優良な企業を認定しています。認定は評価項目を満たす項目数に応じて3段階あります。

特に聖隷福祉事業団では子育てをする職員にとって、より働きやすい環境を提供するため、
①育児休職期間を1年から3年に延長
②育児休職の再取得
③看護職・介護職についてはワークシェア（短日・短時間勤務）を導入して制度改革し、
女性職員が継続就業できる環境整備を以前から行ってきました。このような制度の活用により出産・育児・職場復帰を経験した数多くのロールモデルが存在し、育児と仕事を両立している女性職員が増えています。
その結果男女の平均勤続年数の差違が1年以内となっています。

聖隷福祉事業団では今後も多くの女性職員が個性と能力を十分に発揮できる職場環境の整備に努めてまいります。

女性が管理職として活躍できる環境整備のため、次のように行動計画を策定します

1. 計画期間
2024年4月1日～2029年3月31日

2. 当法人の課題
課題1：管理職に占める女性労働者の割合が産業ごとの平均値に達していない。
課題2：女性職員の平均勤続年数が男性職員と比べて短い。

3. 目標
目標1：管理職（課長級以上）に占める女性割合を42.9％以上にする。
目標2：男女の平均継続勤務年数の差異を0.3年以内とする。

4. 取組内容と実施時期
取組1：女性管理職のロールモデルを形成する。

2024年4月　　新行動計画の周知
2024年4月～　社内広報やHP、聖隷アプリを活用し、女性管理職の活躍を適宜紹介

取組2：両立支援制度の周知、利用促進を図る

2024年4月　　聖隷アプリや社内報等を効果的に活用し、両立支援制度のさらなる周知
2024年4月～　両立支援制度拡充の検討（制度の充実、超過勤務削減、職場環境整備等）

数字でみる聖隷の女性活躍

聖隷福祉事業団の現状を数字で示しています。
※ブロック職とは全国転勤のある職員、地域総合職とは県内範囲程度の異動のある職員、地区限定職とは近隣施設内での異動の職員を指します

1. 採用した正職員に占める女性労働者の割合（2023年度）

項目	ブロック・地域総合職	地区限定職	合計
①直近事業年度の女性の採用者数	404人	319人	723人
②直近事業年度の採用者数	621人	389人	1010人
③採用した労働者に占める女性労働者の割合(①／②)	65.1%	82.1%	71.5%
聖隷は女性職員の多い職場であることが見てとれます。採用者の約7割が女性職員です。

2. 正職員の男女の平均継続勤務年数の差異（2023年度）

項目	ブロック・地域総合職	地区限定職	全体
①女性の平均継続勤務年数	11.4年	7.6年	10.1年
②男性の平均継続勤務年数	12.0年	6.1年	10.8年
③男女の平均継続勤務年数の差異(①‐②)	-0.6年	＋1.5年	-0.7年
男女の勤続年数の差は一年以内となっています。

3. 管理職に占める女性職員の割合（2023年度）

項目	全体
①女性の管理職数	345人
②管理職数	795人
③管理職に占める女性労働者の割合(①／②)	43.3%
民間企業の平均10.6%をはるかに上回った数字です。多くの女性管理職が活躍しています。 ※管理職とは、課長より上位の役職者や所長級の役職者（役員を除く）を指します

4. 正職員の各月ごとの平均残業時間数等の労働時間の状況（2023年度）

女性が活躍するためには、ワークライフバランスが欠かせません。
ここでは、聖隷の各月の平均残業時間を示しています。

4月～9月

月	時間
4月	11.9
5月	12.1
6月	12.2
7月	12.2
8月	12.4
9月	12.3

10月～3月

月	時間
10月	11.8
11月	12.3
12月	11.8
1月	12.1
2月	11.9
3月	11.7

多様なキャリアコースに関する状況

課長級より一つ下の職階から課長級に昇進した割合	男性：14.7%　女性：14.1%
キャリアアップに資する雇用コースの転換人数	62名
おおむね30歳以上の女性の通常の労働者としての中途採用	379名