食事サービス

食事サービスについて

当院では、「クックチル」・「ニュークックチル」といったシステムを取り入れHACCPを遵守した、安全・安心な食事サービスに努めています。患者様の年齢や病状などに適した食事、食べやすい食事など個々人の状態にフィットした調理を行っています。
朝食・夕食は食器に盛りつけ、専用の再加熱カート内で冷蔵保管後、提供時刻に合わせて自動で再加熱運転を行っています。
昼食はクックチル・クックサーブの組み合わせを用いて調理し、患者様のもとに温かい料理は温かく、冷たい料理はそのまま冷たい状態でお届けしています。
食事は朝食7時30分、昼食12時00分、夕食18時00分を基本時間としています。
さらに、病棟担当の管理栄養士がベッドサイド訪問をして、アレルギーの対応はもとより、食欲不振時には希望食の提供など、お食事に対する御要望をきめ細かく伺っております。

特別メニューについて

食欲のない時や、病院とは違う雰囲気を味わいたい時などにご利用いただけるように、日替わりで特別メニューをご用意させていただいております。

【メニュー(一例)】※メニューは都合により変更させていただくことがあります

行事食について

季節に合わせた行事食を提供しています。

出産 お祝い膳

ご出産された方に、お祝い膳のサービスをさせて頂いております。
※メニューは都合により変更させていただくことがあります。

病状により食欲低下している患者様への個人対応【提供対象病棟】F6・ホスピス

食欲のない時や、病院とは違う雰囲気を味わいたい時などにご利用いただけるように、日替わりで特別メニューをご用意させていただいております。

【メニュー(一例)】※メニューは都合により変更させていただくことがあります

ホスピス 季節のおやつ

ホスピスでは、担当管理栄養士が昼食時に定期的に患者さんのベッドサイドを訪問しています。その際お聞きした患者さんのご希望をもとに、季節を感じられるようなおやつを考案し毎月提供しています。

おすすめレシピ

ポテト重ね焼き(聖隷三方原病院)

作り方
※くわしくはレシピのPDFをご覧ください。
  1. 玉葱を炒め粗熱を取り、Aの材料を混ぜ、耐熱容器に平らにして入れ160度のオーブンで15分焼く
  2. Bの材料でマッシュポテトを作り、1の上に重ね、粉チーズをかけ、200度のオーブンで15分焼く
  3. 2を食べやすい大きさにカットして、上にパセリをふる
  4. Cの材料でソースを作る
    フライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくと玉葱を炒め、火が通ったらトマトピューレ、トマトケチャップ、コンソメ、砂糖で味を整える
  5. 皿に4のソースを敷いて、3を上に盛付ける
管理栄養士のオススメPoint
  • じゃがいもにはビタミンCが豊富に含まれています。
  • ビタミンCは加熱によって壊れやすいのですが、じゃがいものビタミンCはデンプンに守られており、加熱調理しても損失が少ないのが特徴です。

ポテト重ね焼き[PDF:1.2MB]

なすと厚揚げの甘辛炒め(聖隷三方原病院)

材料
2人分
なす 150g
厚揚げ 100g
豚挽肉 40g
玉葱 120g
ごま油 小さじ1
中華顆粒だし 小さじ1 A
醤油 小さじ2
みりん 小さじ2
砂糖 少々
おろしにんにく 少々
白ごま 適量
作り方
  1. なすはヘタを取り、乱切りにする。厚揚げは一口大に切り、玉葱は細切りにする。
  2. フライパンにごま油を入れ、中火で挽肉を炒める。
  3. 2になすと玉葱を加え、全体に火が通るまで炒め最後に厚揚げを加える。
  4. Aの調味料を加え、全体によくなじませる。
  5. 皿に盛り、白ごまを振りかける。
管理栄養士のオススメPoint
  • なすの皮に含まれるナスニンや実に含まれるクロロゲン酸には強い抗酸化作用があり、動脈硬化の予防に加え、老化や疲労の原因となる活性酸素を減らす効果が期待できます。
  • なすは油で調理することで皮に含まれる色素成分の流出を防ぎ、彩りのよい仕上がりとなります。

小松菜のくるみ和え(聖隷三方原病院)

材料
小松菜 120g
エリンギ 30g
くるみ(煎り) 30g
砂糖 4g(小さじ1) A
白味噌 6g(小さじ1)
6g(小さじ1)
作り方
  1. くるみは中火で乾煎り、粗みじんに刻む
  2. 小松菜は食べやすい大きさに切る
  3. エリンギは短冊切りにして小松菜と一緒に茹で水にさらし十分に水切りする
  4. Aの調味料は合わせておく
  5. 食材と4の調味料を和える
おすすめポイント
  • 小松菜の旬は冬で寒さに強く霜にあたると甘みが増しておいしくなります。栄養課の高い緑黄色野菜でβカロテン・カルシウム・鉄分を多く含みます。年中、流通していて、アクやくせがなく使いやすい手軽な野菜です。ぜひ小松菜でしっかり栄養をとっていきましょう。
  • 野菜を小松菜だけでなく人参やパプリカなどを加えると彩りが良くなり、エリンギのかわりに椎茸など違う茸類にしても美味しく召し上がれます。