職場紹介

組織図

★とくちょう
当院リハビリテーション部は5職種が4施設に配置されています。
病院のみならずそれぞれの施設特性に応じ、専門性を活かして日々業務を行っています。

組織概要・職員構成

2025年4月1日現在
職員数

111

  • 理学療法士:57名
  • 作業療法士:36名
  • 言語聴覚士:8名
  • 公認心理師:6名
  • 歯科衛生士:4名
男女比

40.5%

59.5%

経験年数(PT・OT・ST)

スタッフの1日

理学・作業療法士の場合

8:30 カンファレンス
患者さんの相談とチーム内の情報共有
9:00 リハビリ開始
5~6名の患者を1~2単位行います
訓練室のほか、ベッドサイドリハも実施します
12:00 昼休み
お弁当持参もしくは院内にコンビニ、食堂もあります
13:00 リハビリ開始
8~9名の患者を1~2単位行います
訓練室のほか、ベッドサイドリハも実施します
病棟とのカンファレンスも適宜実施しています
16:30 カルテ記載
実施内容を記録に残します
17:00 業務終了
勉強会も適宜開催しています

言語聴覚士の場合

8:30 カンファレンス
リハビリテーション科医師と患者様の相談、検査の調整、チーム内の情報共有をします。
9:00 リハビリ開始
病棟や訓練室での言語訓練。曜日によってはレントゲン室での嚥下検査も行います。
12:00 患者様の昼食
嚥下障害患者様の食事介助や、医師とともにベッドサイドでの嚥下検査を行います。
13:00 休憩
他のスタッフとは少し時間がずれますが、休憩時間は確保できます。
14:00 リハビリ開始
患者様のリハビリや嚥下検査。カンファレンスなどもあります。診療記録の入力をします。
17:00 業務終了

公認心理師の場合

8:30 始業
カンファレンス
1日の予定確認や患者さんの申し送りなどを行います。
9:00 心理業務開始
  • カウンセリング
  • もの忘れ外来認知機能検査
  • 心理検査
  • 多職種チーム活動
カウンセリングや心理検査は、主治医から依頼のあった外来/入院患者さんの両方に行います。精神科以外の科の患者さんに向けて行うこともあります。もの忘れ外来では、数種類の認知機能の検査を行います。適宜医師、看護師とカンファレンスも行っています。
12:00 昼休み
昼食
13:00 心理業務開始
  • カウンセリング
  • もの忘れ外来認知機能検査
  • 心理検査
  • 多職種チーム活動
  • 病棟レクリエーション
多職種チーム活動はチームの一員として、医師看護師などの多職種と連携し、患者さんの支援を行います。カンファレンスや回診への参加をはじめ、適宜情報共有を行います。
17:00 業務終了
必要に応じて勉強会に参加することもあります。

歯科衛生士の場合

8:30 診療室準備
消毒薬の準備や掃除などをしています。
9:00 カンファレンス
歯科医師と連絡事項の伝達や患者様の相談をしています。
9:30 診療補助・口腔ケア
病棟での口腔ケアやブラッシング指導等をしたり、診療室での歯科医師による治療の補助をしたりしています。
12:30 昼休み
お弁当の持参または院内にコンビニや食堂もあります。
13:30 診療補助・口腔ケア
適宜カルテ入力をしています。
16:00 診療室片付け
当日使用した物の消毒や器材、ユニットなどの清拭、滅菌へ出す器具の準備などをしています。
17:00 業務終了
おつかれさまでした。

業務実績

延べ実施件数

理学療法 脳血管 19,491件
運動器 26,808件
心大血管 12,713件
呼吸器 24,944件
がん 3,245件
廃用 26,808件
作業療法 脳血管 17,123件
運動器 18,984件
心大血管 10,344件
呼吸器 10,726件
がん 1,148件
廃用 12,250件
言語聴覚療法 脳血管 3,219件
呼吸器 872件
摂食機能 7,284件
嚥下造影検査 305件
嚥下内視鏡検査 1,133件

施設基準

  • 心大血管疾患リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 運動器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • 呼吸器リハビリテーション料(Ⅰ)
  • がん患者リハビリテーション料(Ⅰ)

理学療法士

理学療法士は、ケガや病気などで身体が思うように動かない人に対して、「歩く」「立つ」「座る」「寝る」などの基本的動作能力の回復、維持を目的に運動や動作練習を行うリハビリの専門職です。理学療法士が対象者ひとりひとりについて医学的・社会的視点から身体能力や生活環境等を十分に評価し、それぞれの目標に向けて適切なプログラムを作成します。

患者様への支援体制

当院は急性期の総合病院のため、多種多様な疾患の患者様に専門的な理学療法が提供できるよう支援体制を整えています。
  • 脳血管チーム
  • 整形チーム
  • がん・呼吸チーム
  • がん・循環チーム
病気の発症や受傷、または術後早期より医師の指示に従いベッドサイドや理学療法室でリハビリテーションを進めていきます。各疾患の特性に合わせた専門的なリハビリテーションを提供します。

各種機能訓練

身体機能、症状に応じて個別性、専門性の高い練習内容を選択し提供します。
基本動作練習
関節可動域練習
歩行練習
トレーニング機器を使った練習

理学療法処方の診療科

  • リハビリテーション科
  • 循環器科
  • 呼吸器内科
  • 脳卒中科
  • 心臓血管外科
  • 感染症・リウマチ内科
  • 脳神経外科
  • 緩和支持治療科
  • 総合診療内科
  • 神経内科
  • ホスピス科
  • 消化器外科
  • 整形外科
  • 血管内科
  • 消化器内科
  • 形成外科
  • 救急科
  • 精神科

作業療法士

作業療法士は一人ひとり、その人らしさを支援する職種です。
作業とは食事やトイレ、服を着るなど、基本的な生活動作はもちろんのこと、炊事、洗濯、掃除、金銭管理などの家事や仕事に代表される社会活動も含まれます。一人ひとりの個別性を大切にし、退院後の生活に必要となる作業を対象者と一緒に考え、解決方法を様々な手段でサポートしていきます。

患者様への支援体制

当院は急性期の総合病院のため、多様な疾患に作業療法が提供できるよう支援体制を整えています。
  • 脳血管チーム
  • 呼吸・循環チーム
  • 整形チーム
  • 緩和チーム

訓練室

患者様の体調に合わせてベッドサイド、または作業療法室にてリハビリテーションを進めていきます。
患者様の生活状況に合わせて、作業療法を展開します。
和式の生活される方には、生活リハ室を利用して練習を行い、役割に家事のある方は、掃除動作、調理動作などの練習を行い安心・安全な退院後の生活を目指します。
作業療法室
生活リハ室

専門性

脳血管疾患、整形疾患、呼吸器疾患、循環器疾患、緩和ケアなど各疾患に応じた作業療法を展開しています。
疾患の特性と患者様のneeds及び社会的背景を結びつけることで、その人らしさを支援する関わりを大切にしています。
ハンドセラピー
循環器疾患者へのIADL練習
作品作りを通した関わり
IVESを用いた中枢性麻痺への介入

activity

折り紙、籐細工、革細工などactivityを用いた作業療法を実施しています。
完成した作品をご家族へプレゼントされる方もいらっしゃいます。
作品を作る事は、手の麻痺や認知機能活性化のリハビリテーションになりますが、ご自身の達成感や自己効力感、加えて家族との繋がりの再確認する側面も有します。
患者様の作品

作業療法処方の診療科

  • リハビリテーション科
  • 循環器科
  • 呼吸器内科
  • 脳卒中科
  • 心臓血管外科
  • 感染症・リウマチ内科
  • 脳神経外科
  • 緩和支持治療科
  • 総合診療内科
  • 神経内科
  • ホスピス科
  • 消化器外科
  • 整形外科
  • 血管内科
  • 消化器内科
  • 形成外科
  • 救急科
  • 精神科

言語聴覚士

言語聴覚士は失語症や運動障害性構音障害といった言語障害や、高次脳機能障害、嚥下障害に対するリハビリテーションを提供しています。また、小児の発達評価にも携わっています。
コミュニケーションや食事という生活の質に深く関わる分野を担当するため、それぞれの患者様のお困りごとや要望を伺いながら、退院後の生活を見据えた対応を行っています。

言語訓練

脳卒中などの疾患による失語症、運動障害性構音障害に対して、評価、トレーニングを行います。患者様、ご家族の心理面にも配慮しながら、コミュニケーションの楽しさを感じて頂けることを目標にしています。

高次脳機能障害

作業療法士と協力しながら、複数の神経心理学的検査を用いて患者様の症状を評価します。検査結果を踏まえて、患者様の日常での困難を軽減できるよう、アドバイスや環境調整を行います。

嚥下障害

様々な疾患から、飲み込みの力が弱くなった患者様に対して、検査や食事内容の調整、トレーニングを行います。嚥下造影検査や嚥下内視鏡検査は、リハビリテーション科医師と協力しながら行います。

言語聴覚療法処方の診療科

  • リハビリテーション科
  • 救急科
  • 心臓血管外科
  • 脳神経外科
  • 呼吸器内科・外科
  • 形成外科
  • 脳卒中科
  • 消化器内科・外科
  • 精神科
  • 総合診療内科
  • 整形外科

公認心理師

公認心理師は、心理的な支援を必要とする方やその関係者に対して相談や助言などの援助を行う専門職です。
(日本公認心理師協会HPより)
心の健康は体の健康とともに、生きていく上で大切なものだと考えています。
心理カウンセリングや心理検査を通して、不安やストレスなど心の辛さが少しでも軽減するようお手伝いをしています。
病棟レクリエーション
心理カウンセリング室
心理検査室
病棟レクリエーション

業務内容

  • 心理カウンセリング
  • 心理検査
  • 心理教育
  • もの忘れ外来
  • 病棟レクリエーション
  • 認知症・せん妄ケアサポートチーム
  • 緩和ケアチーム

対象者

思春期から成人、高齢者まで幅広い年代を対象としています。
ご本人だけでなく、ご家族等の相談にも対応しています。

歯科衛生士

歯科衛生士は急性期から終末期までの患者様への支持療法としての口腔ケアを実施しています。また月に1度ベテルホームへ行き、職員の方へ口腔ケアや歯磨きなどの指導も行っています。
口腔ケア
TBI
診療補助