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地域医療研修 ~聖隷淡路病院~ 10/8(金)

淡路市岩屋と神戸市の間に架けられた「明石海峡大橋」☆
(2年目H先生撮影)

暑くて眠れない日が続いた8月ですが、ようやく朝晩肌寒いと感じる日があるようになりました。
爽やかな秋風がそよぎ、コロコロ、リーン、リーンと鳴く虫達の合唱を聞きながら、
これから少しずつ寒くなっていくんだなぁと季節の変わり目を実感するこの頃です。
皆さん、体調崩されておられませんか?

さて、当院での地域医療研修先として、「浜松市国民健康保険 佐久間病院」「医療法人徳洲会 沖永良部徳洲会病院」「聖隷淡路病院」があります。

以前の研修医ブログで「浜松市国民健康保険 佐久間病院」「医療法人徳洲会 沖永良部徳洲会病院」の研修についてアップさせて頂きましたので、今回は9月の2年目研修医H先生の「聖隷淡路病院」研修報告をお届けします!!

■「浜松市国民健康保険 佐久間病院」研修報告はこちらから☆

■「医療法人徳洲会 沖永良部徳洲会病院」研修報告はこちらからどうぞ☆

 関西地方には数えるほどしか行ったことがなかったですが、淡路島で生活をして、地域医療研修を行った1か月は、大変思い出に残る期間となりました。ほぼ全ての診療科が揃っている当院のような総合病院とは異なり、限られた診療科の中で、利用可能な検査や体制も限界があることを学びつつ、その中から患者様に最大限提供可能な医療やケアを考えていくことは、地域医療研修だからこそ学べることでした。また、病院スタッフの人数は三方原のおよそ10分の1であり、お互いしっかりとコミュニケーションを取って相談し合える関係を築くことで、充実した研修にできたと感じております。院長との訪問診療も、普段はなかなか経験することのできないとても貴重な経験となりました。

患者様をはじめとして、病院内での時間の流れはややゆったりしている印象があり、その流れに合わせた診療やケアを行うことが最初は難しかったですが、内科外来や救急外来、病棟においても、まずは自分で方針をしっかりと考えることが必要な環境では、じっくりと時間をとって学び、考えることができたことは、非常に得るものが多かったです。特に、数ヶ月後に専攻医になれば、自ら主体的に考えなければならない場面にすぐに直面するわけですが、それに向けた準備ができたように感じます。勿論、困ったことがあった際には各診療科の先生やコメディカルの皆様が優しくサポートしてくださり、とても心強かったです。

終わってみるとあっという間に過ぎ去った1カ月間となりましたが、淡路島で得た貴重な経験や、サポートをしたくださった先生方やスタッフの皆様と過ごした時間は決して忘れることのないものとなりました。この場を借りまして、聖隷淡路病院のK院長、副院長S先生をはじめ、スタッフの皆様に心より感謝申し上げます。
今後は皆様のような素敵な医療人となりますよう、さらに邁進して参ります!