11月 緩和ケアの話 〜安心して療養を続けるために〜/緩和支持治療科
2025.11.01
【特集】 緩和ケアの話
〜安心して療養を続けるために〜
- 緩和ケアってなに?治療と並行して受けられるサポート
緩和ケアは場所や病気の時期を問わず行われます。いわゆる「終末期」にだけ行われるものと誤解されがちですが、そうではありません。がんなどの重い病気の診断時から、主治医の先生方や外来・病棟の多職種チームによる緩和ケアは常に行われます。取りづらい痛みやつらさ、複雑な問題がある時は、緩和ケアの専門的なチームが対応させていただきます。
- つらさへの支援
- ご家族へのケア

- 在宅療養や地域との連携支援
ご本人やご家族のつらさやお気がかりが少しでも減り、安心して療養生活を送っていただけるよう、お手伝いさせていただければ幸いです。
文責:緩和支持治療科 部長 森 雅紀
【部門クローズアップ】 緩和支持治療科

当科では主治医の先生からご相談をいただいた上で、患者さんの症状の原因を考え、お薬の調整を行ったり、麻酔科の先生方と相談して疼痛緩和のための神経ブロックを紹介したりしています。最近は、がん以外の重い病(心臓や腎臓、血管の疾患)を持つ患者さんのつらさにも対応させていただくことがあります。
お体や気持ちのつらさに対応する医師をはじめ、看護師・薬剤師・リハビリテーション・心理専門職・管理栄養士・歯科衛生士・医療ソーシャルワーカーなどの多くの専門職でチームを組んでいます。多職種で連携して対応させていただくことで、多岐にわたるつらさが和らぎ、お困りごとが減ることを目指しています。まずは主治医や担当の看護師など、近くの医療者にご相談ください。必要に応じて緩和ケアチーム等多職種のスタッフにご紹介いただけます。
皆さんのつらさが和らぎ、安心して療養を続けていただけるよう、主治医の先生はじめ多職種のスタッフでお手伝いさせていただきます。
お体や気持ちのつらさに対応する医師をはじめ、看護師・薬剤師・リハビリテーション・心理専門職・管理栄養士・歯科衛生士・医療ソーシャルワーカーなどの多くの専門職でチームを組んでいます。多職種で連携して対応させていただくことで、多岐にわたるつらさが和らぎ、お困りごとが減ることを目指しています。まずは主治医や担当の看護師など、近くの医療者にご相談ください。必要に応じて緩和ケアチーム等多職種のスタッフにご紹介いただけます。
皆さんのつらさが和らぎ、安心して療養を続けていただけるよう、主治医の先生はじめ多職種のスタッフでお手伝いさせていただきます。
文責:緩和支持治療科 部長 森 雅紀(写真左)
【シゴト図鑑EX】 がん治療に関わる専門・認定看護師

さまざまな場面で、途切れのない支援を
がん治療は、手術、薬物療法、放射線治療、緩和医療の4つを組み合わせておこなわれます。治療の過程を支援するために、当院にはがん関連の資格を持つ看護師が8名いる事をご存じでしょうか?専門的な資格を持つ看護師が、それぞれの治療の場所で皆さまの相談に対応する体制を整えています。
がん治療は、手術、薬物療法、放射線治療、緩和医療の4つを組み合わせておこなわれます。治療の過程を支援するために、当院にはがん関連の資格を持つ看護師が8名いる事をご存じでしょうか?専門的な資格を持つ看護師が、それぞれの治療の場所で皆さまの相談に対応する体制を整えています。

現在のがん治療は、例えば、抗がん剤治療と放射線治療を同時に受けながら、痛みのコントロールをするというように、複数の治療を並行しておこなうことが多くなりました。手術、抗がん剤治療、放射線治療、症状緩和など治療内容によって院内での治療場所も様々です。患者さんの治療内容や場所にかかわらず、途切れることなく支援が受けられるよう、資格を持つ看護師同士で常に連携し患者さんやご家族を支援しています。
文責:看護師 課長 佐久間 由美
