聖隷佐倉市民病院は、千葉県佐倉市の地域に根差した中核病院。腎臓病・脊椎脊髄疾患・がん治療における高度な医療技術に対応。
食事をとおして疾病の予防と治療に貢献するチームの一員としての使命を果たします。
・利用されるすべての人々に「食」を通じて社会に貢献し、地域の人々と共に強い絆を育みます ・専門職として誇りをもち、最善・最高のサービスを提供します |
食事をとおして地域住民の疾病の予防と治療、
アフターケアを充実させ、医療と福祉に貢献する
地域№1のおいしい食事
~治療の一環となる食事、21サイクル献立の確立~
1.一人一人の病状に応じた適切な食事を提供する
2.個別栄養管理がされ、教育的配慮がされている
3.患者の自己決定権を尊重し、食事についての情報が提供される
4.食事は安全であり、患者の日々の生活を豊かにし、生きていることの楽しみを実感するものを提供する
5.給食から栄養まで幅広い知識や経験を有した専門職の育成に努める
栄養科は2024年6月現在、管理栄養士11名、栄養士3名、調理師5名、調理補助20名、事務1名で構成されており、クリニカルサービス・フードサービスの提供を行っております。2024年6月より全病棟に管理栄養士を配置し、入院中に様々な疾患に対して管理栄養士が個別に食事の相談を行います。生活習慣病の治療や手術後の食事管理について、病院食を通して個々に応じた食事内容のお話をしています。食事療法は大変なもの、辛いもの…というイメージがありますが、それが軽減できるように外来でも相談に来られる方の日常生活を大切にしながら、分かりやすいお話を心がけています。食事療法で一番大切なのは、ご自身が「食事も治療のひとつ」と思っていただけるお気持ちです。長く負担なく継続するために、支援していきます。
地域№1の病院食を目指し、調理師・栄養士がタッグを組んで献立作成を行っています。行事食、特別メニューや緩和ケア食など患者さまのニーズに合わせた食事提供も行っています。また、聖隷福祉事業団栄養部門では、患者さん、利用者さんの食事満足度の向上や各施設の技術、知識の向上を目的に施設対抗料理対決を開催しています。毎年テーマに合わせ、入院中でも食事の時間を楽しんでもらえるようメニューを考案しています。2020年度からレシピを動画を作成し、患者さん、利用者の皆さんにも見ていただける工夫をしています。ぜひご覧ください。
幅広い年代、様々な職種が混在する職場ですが、おいしい食事プロジェクト・業務改善係・衛生管理係・教育係・広報係といった科内活動を職種混合で行っており、チームワークは抜群です。
NST療法指導士・がん病態栄養専門管理栄養士・骨粗鬆症マネジャー・心不全療養指導士など専門資格を有した管理栄養士も多く在籍しており、若いスタッフの教育環境も整っています。チャレンジしたいことを支援できる環境でサポート体制も充実しています。調理師もミールラウンドで患者さんと接する機会を設け、患者さんにおいしいと言っていただける食事の提供を行うため、日々努力をしています。多くの人の意見に耳を傾け、信頼関係を築き、明るく元気な職場です。