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正しいダイエットで健やかに


正しいダイエットで健やかに

 「コロナ太り」「自粛太り」という言葉が流行していますが、皆様いかがお過ごしですか。私は、利用者様から「ウォーキングができなくなった。」「通っていたジムが閉鎖になった。」等のお話を伺うことが増えました。運動不足の状態が続くと、体重が増加し、それに伴い内臓脂肪が肥大化します。内臓脂肪の肥大化は、高血圧、高血糖、脂質異常のリスクを高め、動脈硬化を加速させます。薄着になる今こそ、生活習慣を見直してみませんか。

摂取エネルギーを控えることも大切

 消費エネルギーと摂取エネルギーのバランスで、体重の増減が決まります。外出自粛中は、活動量が減少してしまわないように家の中で積極的に身体を動かすことがお勧めです。活動量がどうしても減ってしまう場合は、飲食する量を見直してみましょう。

無理なダイエットは免疫力も下げる!?

 早く減量効果を得るために急激に食事量を減らすことは、継続が難しいため、リバウンドの危険性が高いと言えます。「このくらいなら続けられそう。」と思える食生活の見直しを、“継続”することが大切です。また、無理なダイエットにより栄養不足の状態が続くと、免疫力の低下を招きます。正しいダイエットで健やかに過ごしたいですね。

具体的な方法

栄養指導の際には、下記のような方法をご提案させていただいております。
今日から出来そうなことを、1つ2つ選んでみてはいかがでしょうか。
  • お茶碗を小さくする
  • 野菜から食べる
  • お菓子の買い置きはしない
  • ゆっくりよく噛んで食べる
  • 休肝日を増やす
  • 家族との会話を楽しみながら食べる  等

(原稿作成:聖隷予防検診センター 安藤 久実)