知識をアップデート!「無添加/保存料不使用」の表示について
着色料や保存料などの添加物を使用していないことの表示について、今までは規制がありませんでしたが、2022年3月、消費者庁より「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」が公表され、添加物を使用していないことの表示について初めてルールが決められました。これには、「添加物を使用していない商品のほうが身体によい」という誤解を招くような、誇張した表示を減らす目的があり、“添加物不使用”などの曖昧な表記は今後減少していきます。
知識をアップデートして、食品を上手に選んでいきましょう。
知識をアップデートして、食品を上手に選んでいきましょう。
今後なくなる表示(ガイドライン一部抜粋)
項目 | 内容 |
(1) 何が無添加なのか曖昧な、 「無添加」のみの表示 |
表示する場合は、保存料不使用・着色料不使用など何が不使用なのか明確に記載されます。 |
(2)「合成」「化学」「人工」 | 合成されたものだから危険、天然のものは安全という根拠はないため、 「人工甘味料」などの表示はなくなります。 |
(3)あえての表記 | 例えば、乳化機能のある物質が入っているのに「乳化剤不使用」と表示するなど、同じ作用があるものが含まれる場合の表示がなくなります。 |
(4)「無添加で安全」 | 食品添加物は、安全と認められたもの以外使用されていないため、 健康や安全と関連付けた表記がなくなります。 |
食品表示も見てみましょう
皆さんはパッケージの表示だけを見て食品を選んでいることはありませんか?
パックや缶、袋などに包装されている加工食品には食品表示が義務付けられており、添加物は原材料名の欄に、原材料名とスラッシュなどで区分して表示されています。
食品表示には、パッケージの見た目以上に、たくさんの情報が詰まっています。
食品表示を見て、自分が何を食べているのか確認しながら選ぶようにしましょう。
パックや缶、袋などに包装されている加工食品には食品表示が義務付けられており、添加物は原材料名の欄に、原材料名とスラッシュなどで区分して表示されています。
食品表示には、パッケージの見た目以上に、たくさんの情報が詰まっています。
食品表示を見て、自分が何を食べているのか確認しながら選ぶようにしましょう。
コロナ禍でおうち時間が長くなった方も多いのではないでしょうか。
間食やアルコールは増えていませんか?
体重や血圧などは自宅で測定できますが、血液や超音波などの検査は医療機関でしか受けられません。
自分の健康状態を確認するためにも、1年に1回は人間ドック・健康診断を受診しましょう。
保健事業部各施設へのご予約はインターネット、お電話でお気軽にどうぞ。
聖隷予防検診センター 管理栄養士 伊熊美紀