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サステナブルに食べよう


現在、地域や企業など、様々なところで、SDGs(エスディージーズ、持続可能な開発目標)についての取り組みが行われています。

「自分でも何か取り組んでいきたいけど、何をしたらいいの?」と、迷われる方も多いのではないでしょうか。
いきなり地球規模のことを考えるのは難しいですが、まずは、自分自身が健康で過ごせる、サステナブルな体作りに取り組んでみませんか。「自分のため」の食事が、ゆくゆくは「地球のため」につながります。
 例えば、食材はなるべく、栄養価の高い旬のものや、有機食品を選んでみましょう。旬の食材を選ぶことは、生産や保存にかかるエネルギーを抑えることとなります。有機食品を取り入れることは、有機農業などに取り組む生産者を応援することにもなり、長い目で見ると農薬による土壌負担や水質汚染を防ぐことにつながります。

※1 サステナブル=「持続可能な」


聖隷予防検診センターでは、人間ドックの秋の食事に、SDGsの精神を取り入れました。
秋メニューでは、ブルーレイクプロジェクト(※2)から提供された、本来は廃棄されてしまう三ケ日みかんの育成時に間引きされる「青みかん」を料理に活用しています。青みかんは今まで商品化できず、ほとんどが廃棄されていましたが、今回、青みかん特有のライムのような爽やかな酸味を活かしたメニューを考案しました。

また、「高尿酸血症予防」をテーマとし、野菜量や肉・魚の量にもこだわった、栄養バランスの良いメニューとなっています。秋メニューの提供は9月1日から11月30日までです。
環境にも体にも優しいメニューをお楽しみください。

※2… ブルーレイクプロジェクト


静岡県浜松市三ヶ日町を中心に、環境と子どもに優しい商品の開発や体験イベントを実施するプロジェクトチーム
BLUELAKEProject

「高尿酸血症予防」をテーマとしたメニュー

9/1~11/30までの「高尿酸血症予防」をテーマとしたメニュー

「春菊のお浸し」には青みかんを使用しています

こちらの「春菊のお浸し」には青みかんを使用しています

(原稿作成:聖隷予防検診センター 管理栄養士 遠藤 怜子)